【岐阜市】手打ちそば処 淡淡/岐阜ランチ

岐阜市南鶉にある手打ちそばのお店「淡淡(たんたん)」さん。よく、住宅街の中にある隠れ家のような…と表現されることがありますが、まさにその通り、ごく普通の住宅が立ち並ぶ細い生活道路を抜けると、ひっそりと民家のような「淡々」さんが現れます。

知らなければたどり着けないような場所ですが、地元の家族連れから遠方のそば好きの方までが訪れるお店で、週末などは待つことも多いようです。駐車場はお店の前と周辺に2箇所(細い道を通るので運転に注意が必要です)あります。

この日は少し遅めの時間に伺ったので、並ぶことなくお店の中へ。

一番人気は天ざる、自然薯とろろ、しらすおろしの3種類のそばが味わえる「そば三番叟(そう)」ですが、にしんや山かけ、野沢菜のかき揚げ、きのこそばなどもあって迷います!

席はカウンター4席ほどと小上がりの座敷にテーブルが4つ。店主がお一人で調理をされているので、混み合うときは時間がかかりますが、ゆったりそばを待つ時間も良いものです。

しかも、待っている間には、そば茶とそば生地をカリッと揚げたおつまみのサービスも。

甘栗と舞茸の天ぷら 680円

季節の天ぷらが登場。メニューに「甘栗と舞茸の天ぷら」と書かれていて「栗を天ぷらに?」と驚いたのですが、薄くサクサクの衣と、焼き栗や甘露煮とも違うほくほくとした栗の食感、口中にふわりと栗特有の甘みが広がる甘栗の天ぷらは癖になる美味しさ!初めていただきましたが、これから毎年秋にはこの甘栗と舞茸の天ぷらを目当てに訪れたくなります。しかも、このボリュームで680円なんて…!

文庫蕎麦 二盛 730円

天ぷらと一緒に「文庫蕎麦」二盛もいただきました。ちなみに蕎麦を入れる器のことを「文庫」と呼ぶことから「文庫蕎麦」と名付けられているんだそう。

キリッと冷水で締めた細切りのそばはみずみずしく、わさびだけでいただくと旨みと香りが際立ちます。少し濃いめのつゆにさっとつけて、つるっと喉越し良くいただくとたまりません!こちらも二盛で十分に食べ応えがあって、美味しいお蕎麦を思う存分堪能できました。

そば三番叟 1,780円

そして、やはり「そば三番叟」も注文。天ざるの天ぷらは穴子と海老のどちらかが選べ、穴子を選んだところ、お皿からはみ出るほどの大きさにびっくり!ざるの蕎麦と、自然薯とろろの蕎麦、しらすおろしの蕎麦、3種類それぞれに違う蕎麦が楽しめますが、とにかくどの蕎麦も美味しくて、このメニューが一番人気なのがよくわかります!

「淡淡」さんは、たくさんの人に教えたいような、でもこっそり内緒にしておきたいような、とっておきのお蕎麦屋さんでした!


手打ちそば処 淡淡

住所:岐阜市南鶉3-305

営業時間:11:30〜LO14:30(売り切れ次第終了)

定休日:火曜(祝日の場合は営業)

TEL:058-271-3669

2021年11月15日作成
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