【岐阜】カナダの島で自給自足 安江さんディナーショー/TANAKA FAMILY FARM

2018年3月6日に、岐阜市黒野の「TANAKA FAMILY FARM」さんで、ディナーショーが開催されました。

TANAKA FAMILY FARMさんでは、無農薬、有機栽培で野菜やお米を育てながら、食に関するワークショップやケータリングをされています。

そして、ディナーショーのゲストはカナダのソルトスプリング島で自給自足の生活をされている安江カイさんです。

昨年、「世界ナゼそこに日本人」というテレビ番組でも取り上げられた安江さんは、中津川市の出身。

TANAKA FAMIRY FARMのシェフ田中さんと、カナダで知り合い、今回のディナーショーが実現しました。

安江さんのトークと歌を聴きながら、田中さんが育てた素材を使ったコース料理をいただきます。

前菜のプレートは長良川で田中さんのご友人が獲った鮎、自家製キムチ、すくなかぼちゃの煮物、大根の麹漬け、インカレッド(芋)の味噌和え。

全て田中さんの畑で獲れた野菜を使っており、味噌や麹も自家製です。

田中さんはカナに13年滞在し、日本食レストランとフレンチレストランでシェフとして修行されていました。

昨年日本に帰ってきて、これからこの古民家でレストラン開業に向けて準備中だそうです。

こちらはみなさんに大好評だったすりおろした里芋をあげたもの。

中に銀杏が入っていて、初めて食べる食感と味でした。

 

ぶりの照り焼きと半熟卵。

卵が驚くほど濃厚で食べてしまうのがもったないくらい……!

ちらし寿司と粕汁。具沢山の粕汁で体があたたまりました。

どのお料理も素材の味がしっかりと濃くて絶品です。

最後は大豆と自家製の豆乳を使ったデザート。

凍らせたキウイが添えられており、意外なことに相性抜群でした!

 

ディナーのBGMは安江さんが演奏する西アフリカの楽器「ジャンベ」と様々な言語の歌声。

ソルトスプリング島では誕生日の時には焚き火を囲んでみんなで歌を歌い宴を開くのだそうです。

あまりにエネルギッシュで信じられないのですが、安江さんは御年73歳!!

この日のディナーショーには安江さんの同級生の方々も集まり、生前葬のつもりだそうです。ちなみに、生前葬は何度もやっていて、これからも続けるのだとか……!

もともとカナダでサラリーマンだった安江さんが自給自足生活を始めたのはなんと50歳を過ぎてから。演奏の合間に現地での暮らしをお話ししてくださいました。

 

最後はみんなで立ち上がって歌います。

初対面の人も、こうして音楽に身を任せると不思議と一体感が生まれて、みなさんとても楽しそう!

「頭で考えるより本能で動く」という安江さんの生き方をほんの少しだけ体験させていただいたような夜でした。

 

安江さんの暮らしの詳しい様子について気になる方は、テレビ出演された時の映像をYOUTUBEでご覧いただくのが一番わかりやすいと思います。ぜひご覧ください!

 

 

 

 

 

2018年03月11日作成
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