【揖斐川町】スープ屋さん/岐阜ランチ

揖斐川町にあり、月に数日だけオープンする「スープ屋」さん。なかなかタイミングが合わないと訪れることができない、ちょっと“幻のスープカレー”が味わえるお店へ出かけてきました!

もともと、スープカレー発祥の北海道出身の店主夫婦が、2003年に京都で始めた「スープ屋さん」。2007年に長女の誕生を機に田舎暮らしをしようと岐阜県大垣市上石津町へ移転し、2009年に不破郡垂井町へ移転、2014年には揖斐郡池田町にある日替わり食堂「宇宙食堂」で毎週木曜日に営業を続けた後、2021年に揖斐川町三輪へとお引越し…。

現在は家具屋だった伊勢長さんを改装したバクマイズビルで、不定期でスープ屋さんを営業という、まさに流浪のスープカレー屋さんなんです。

ビルの前に「スープ屋さん」と描かれた大きな暖簾がかかっているのが、営業日の目印。

広々とした建物の中は昔の喫茶店のようなテーブルと椅子があったり、畳に座椅子や座布団が置かれた、田舎のおばあちゃんの家みたいなスペースがあったりと、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのよう…!

さらに奥に進むと、キッチンを備えた部屋の中央にも大きなテーブルがあり、ステージにはマイクとドラムやギターなどの楽器が置かれています。実は店主の永田さんは家族で「ザ・バクマイズ」というロックバンドを組んでいるんです!

さて、メニューはやさいのスープをベースに、手作りぎょうざやとうふ、かきあげ、キーマチーズなどの組み合わせがあり、ゆでたまごやなっとうなどのトッピングも追加できます。

さらに辛さは、アイヌ語で女の子という意味の「オペレ」から、うさぎの「イセポ」、オオワシの「カパチリ」など、7段階から選べます。

しばらくして、テーブルに運ばれてきたのは「とうふ+チーズとやさいのスープ」950円!

そうそう、これこれ、これです!実は垂井町や池田町にお店があった頃や、イベントの出店で何度か味わったことがあったのですが、そのときの強烈な印象がずっと記憶に残っていて、また食べたいと思っていたのでした。

他にはない、唯一無二のオリジナルスープで、スパイスの複雑な味というよりは、もっとシンプルな野菜から溶け出した旨みと甘みがあり、カレーではなくスープというのがしっくりきます。ターメリックライスをスープにくぐらせて食べたり、人参やかぼちゃ、ナスなどの野菜とスープを味わったり。なめらかな豆腐と溶けたチーズの塩気のバランスも絶妙で、お肉がなくても十分な満足感があります。

一度食べるとまた食べたくなる癖になるスープ。営業日をWEBサイトで確認して出かけてみてくださいね!


スープ屋さん

住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪580-3 バクマイズビル

営業時間:11:30〜14:30、17:30〜20:00 ※営業日はWEBサイトにて要確認

WEBサイト:http://bakmaizbuilding.com/soup-shop/

予約・お問い合わせ:090-1271-5486

2023年05月07日作成
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