【岐阜】新刊制作の現場から③/(仮)はじめての岐阜市案内
この夏、さかだちブックスが企画から編集を行う新刊本を、1年ぶりに出版予定です。
新刊の制作を担当しているのは、岐阜に来て5月で2ヶ月がたった杉田さん。
地元民でも観光客でもない、その間の視点で岐阜のまちを紹介していきます。
だんだんと本のイメージができたようです。今日も制作の一部始終をご紹介します。
今回制作している本では、岐阜駅を中心に自転車で周れる範囲を案内していく予定です。
コースをイメージしながら、まちへ出ます。
車通りが緩やかで、道幅が広く、自転車で走るのにちょうどよい“御鮨街道”へ。
ふわりとだしの良い香りが漂ってくるなあと思ったら、鰹節が干されていました。この通りは、鰹節屋さん、お肉屋さん、布団屋さん、製帽所、紙屋さんなど、老舗が立ち並びます。かつては、きっと賑わう商店街だったのだろうと想像をしながら進みます。
至るところに喫茶店が点在する岐阜のまち。かわいらしい外観の喫茶店が多くて、見ているだけで楽しめます。
あたたかくなってきたからか、最近花が彩りを添え、一層かわいらしさを増した「BROWN」。昔ながらの喫茶店に入るのは少し勇気がいるけれど、現役で営業しているようなので、近々お茶をしに伺います!
御鮨街道を進み、気になって入ってみたのは「空穂屋」さん。長屋の中にギャラリー、カフェ、骨董屋さんが合わさった不思議な空間です。骨董品と空間が相まってタイムスリップしたみたい!
ギャラリースペースでは、ガラス作家さんの展示が行われていました。
店先には「焼きドーナツ販売中」の看板もあり、気になります。
まちを散策していると、どうも裏道や路地が気になってしまって、いつも気がつけば通りから外れています。新緑が風に揺れ、気持ちのよい場所に到着しました。自転車も止められて、静かで、休憩場所にはちょうど良さそう。
階段を見つけたので登ってみると…見晴らしの良い高台に!
風が吹き抜け、なんだか気分がよいです。
自分で見つけて気に入った場所は誰かに伝えたい気持ちと、秘密にしておきたいような気持ちとで、いつもなんだかもどかしい…!
紹介したい場所が着々と増えてきて、イメージが少しずつ膨らんできました。
みなさんもお気に入りの場所があれば、教えてくださいね。
「はじめての岐阜市案内(仮)」
予定発行日:2017年7月下旬
予定販売価格:800円+税
予定販売冊数:700冊限定
編集:さかだちブックス・杉田映理子
デザイン:リトルクリエイティブセンター
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