【白川村だより vol.31】まだまだ遠い春
岐阜県白川村の移住情報を発信するメディア「飛騨日日新聞」。白川村役場とさかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが、2020年9月に立ち上げたプロジェクトです。

「飛騨日日新聞」の冊子は2024年1月に第13号を発行しました!
飛騨日日新聞、通称“ヒダニチ”の編集部は、日々村内を歩き回って取材やネタ収集を行っています。この「白川村だより」ではそんな取材中の出来事を不定期でお届け。
3月も半ばに差しかかり、雪解けが進む…と思いきや、寒さが戻ってきて大雪となる日も。意外と春は遠いです。そんな白川村から、この時期ならではのワンシーンや、散策中のほっこりした発見、白川村らしさ満載のグルメをご紹介します!
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《勢い抜群!融雪装置》

白川村内の主要な道路には、雪を溶かす融雪装置が備えられています。ポンプで汲み上げた用水や地下水を散水する仕組みになっていて、温度差で雪を解かします。
除雪車はもちろん、この融雪装置のおかげで道路の積雪が抑えられ、車も走りやすくなっているのです。
ある取材の移動中、ほぼ雪解けが進んでいた鳩谷コミュニティー会館の駐車場でも、稼働中の融雪装置を発見!
…と、雪に隠れているときは気づきませんでしたが、なかなかの水の勢いです!(動画だと水圧の強さが伝わるでしょうか?)
雪解けが進むこの時期は、積もっている雪だけでなく融雪装置にも気を配りながら歩くことが、白川村散策のポイントです。
《こんなところに、動物を発見?!》
この日は打ち合わせのため、白川村役場へ移動していたヒダニチ編集部。雪の時は歩きで移動することも多いのですが、ふと顔を上げると、緑色の建物に目が行きました。
この建物は消防団の詰所なのですが、何かが隠れているような…?

そう、濃い緑や水色に塗られた部分が身体、通気口のようなものが目となって、鳥が3匹いるではありませんか!よく見ると「小鳥のすみかを大切に」というメッセージもヒント(?)になっています。
車で何度も通っている場所ですが、歩いているとこんな発見もあるのだと思わずクスリとしてしまいました。

ちなみに、せせらぎ公園駐車場では、雪でできたアヒルも発見!一体誰が作ったのかはわかりませんが、寒い中でも心がほっこりしたのでした。
《合掌造りの食事処で、村の名物を堪能!》


たまには白川村らしいものを食べよう!と、この日のお昼は世界遺産集落のバスターミナル近くにある「白川郷 お食事処いろり」さんへ。合掌造りの建物は、外観も店内も趣をたっぷり感じられます。
メニューは山菜そばやうどんから、地元豆腐店の焼き豆腐、結旨豚や飛騨牛の定食、カレーまで、なんと50種類以上!

この日にいただいたのは、村のブランド豚・結旨豚(ゆいうまぶた)のみそ焼き定食。
甘辛い朴葉みそとジューシーな豚肉の相性が抜群!白米が止まらなくなる美味しさです。さらに川魚の甘露煮に、味付き豆腐、豆腐の佃煮、温かい蕎麦もセットになっていてボリュームもたっぷり。郷土料理が存分に味わえます。
いろりさんは、村内では数少ない夜営業をされているお店なので、素泊まりの観光客や晩酌をしたい村民にも重宝されています。
飛騨日日新聞の記事では、いろりさんを詳しくご紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
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白川村の移住情報や暮らしの様子は「飛騨日日新聞」のWEBサイトや、年4回発行する冊子でお読みいただけますので、ぜひご覧ください。
なお、飛騨日日新聞の冊子は白川村内の各世帯に配布されています。また、村内では飲食店やお土産屋さん、村外では岐阜トーキョー、OUR食堂のほか、東京や大阪、名古屋の移住相談窓口などでも配布していますので、ぜひ手に取ってお読みください!
(飛騨日日新聞の企画運営、取材編集、デザインはさかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが担当させていただいています)
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