【関ケ原町】岐阜関ケ原古戦場記念館(後編)
関ケ原町に2020年10月にオープンした「岐阜関ケ原古戦場記念館」。前編では大迫力の「グラウンド・ビジョン」や「シアター」、展示室をご紹介しましたが、後編でもまだまだ見どころたっぷりの施設の魅力をお届けします!
2階にある「戦国体験コーナー」は、実際に武具に触れたり、記念撮影ができたりする体験型展示スペース。
戦で使われていた刀剣や大筒のレプリカは持ち上げられるようになっていて、その重さを体感することができます。特に大筒は、女性だと持ち上げるのもなかなか大変な重さ。こんな重い武具を持ちながら戦っていたんだ、と当時の兵士たちに思いを馳せます。
戦国時代後期、関ヶ原の戦いでも多く用いられていた火縄銃は、その仕組みや撃ち方も紹介されています。
続いて、来館者に大好評なのが「関ケ原で写真を撮影しよう!」という記念撮影のコーナー。
用意された撮影用の羽織や刀、軍配などは自由に使うことができます。背景は「関ヶ原合戦図屏風」に描かれた絵の中から一つを選ぶことができ、合成した写真はスマートフォンで受け取ることができるんです。来館のいい記念になりますね。
そのほかにも、関ケ原町は東西文化のちょうど境界にあたることから、関東と関西のさまざまな文化の違いも紹介しています。うなぎの背開きと腹開きの違いは有名ですが、桜餅やお雑煮のお餅、おいなりさんの形が違ったり、お雛様の置き方まで違っていたとは…。
「関ヶ原の戦い」について楽しみながら学べるクイズにも挑戦。結果は…「なかなかの健闘であった。次勝てばそれでよし!」でした!
最後は、5階にある展望室へ。
エレベーターを降りた途端、目の前に広大なパノラマビューが広がります!
古戦場を一望することができるこの展望室からは、石田三成が陣を置いた笹尾山や、徳川家康が陣を置いた桃配山も見て取れ、各武将の布陣を実際の景色の中に見ることができます。足元にある地図を見てみると、この施設は「徳川家康最後陣地」の隣。まさにここが、天下分け目の決戦の地なのだと戦国ロマンを感じます!
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そして、岐阜関ケ原古戦場記念館の展示や展望室を楽しんだ後は、隣接する別館売店ショップへ。
関ケ原町や近隣の市町村のグルメや名産品、オリジナルコラボ商品のほか、岐阜県の地酒、関市の刃物、美濃和紙、美濃焼などの伝統工芸品もずらりと並んでいるので、県外から訪れた観光客のお土産選びにもぴったり。
石田三成はもちろん、織田信長、小早川秀秋、黒田長政…。いろんな武将グッズもとにかく豊富!ひょっとすると“推し武将”を見つけると、歴史をもっともっと身近に感じて、楽しく学べるかもしれませんね!
ちなみに、この売店ショップで一番の売れ筋は、こちらの「関ケ原御朱印」なんだそう!
実はこの「関ケ原御朱印」は、岐阜関ケ原古戦場記念館から約7km範囲にある15の史跡や陣跡の御朱印で、1番の「関ケ原」以外の14枚は、実際にその史跡を訪れて撮影した写真をスタッフに見せることで、1人1枚購入できるというもの。史跡めぐりを楽しみながら、御朱印を集めるユニークな仕組みなんですね!
ぜひ、岐阜関ケ原古戦場記念館を拠点に、数々の史跡をめぐって「関ケ原御朱印」も集めてみませんか?全制覇する頃には、きっと、立派な“戦国・関ケ原マニア”になれますよ!
岐阜関ケ原古戦場記念館
住所:不破郡関ケ原町関ケ原894-55
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下無料 ※企画展開催時に特別料金となることがあります
予約:https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/attention/ (有料エリアへの入室は専用サイトより事前予約をしてください)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、12/29~1/3
TEL:0584-47-6070(売店ショップは 0584-47-6030)
WEB:https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/
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