レコメンドvol.5当日!〜前編〜
先日2016年6月11日、さかだちブックス主催のイベント「さかだちレコメンドvol.5」を開催しました。
さかだちレコメンドとは、
「世の中を楽しんでいるゲストをお招きし、展示会やライブ、トークショーなどを開催することで、
まちをもっと面白くしたい」をいうコンセプトで行っているイベントで、
2015年の1月からはじまって、今回で5回目となります。
(過去のレコメンド)
さかだちブックスの2015年〜さかだちレコメンド〜(vol.1〜3)
そして5回目となる今回、ゲストとしてお招きしたのが千松信也さん。
『ぼくは猟師になった』や『けもの道の歩き方』の著者で、現役の猟師さんです。
お越し頂けることが決まり、ワクワクしながら迎えた当日。
まずはさかだちブックスの事務所で打ち合わせです。
千松信也さん。この日、京都からお越しくださいました。
さかだちブックスMCの川上大介さんと、トークショーで話すことを事前に打ち合わせており、
どういった流れで進行を進めるかなどの最終確認です。
川上さんと打ち合わせをしていると、持ってきてみえた大きな鞄から、
「今日のトークショーでもお客さんに見せれたら」と、頭蓋骨や皮、毛皮など色々と取り出してくださいました。
特に気になったのがこのベルト付きの毛皮。せっかくだから川上さんが付けさせてもらいました。
これは、山へ猟に出かけた時に、地面でも座れるお手製の毛皮の腰みの。
なんだかおしゃれにみえてきます。
これは、穫った動物の頭蓋骨。
(何の動物か忘れてしまいました…。)
穫ったら、素早く処理をして肉、臓器、皮などを隅々まで使うそう。
そして頭を土の中に埋めておいて、半年ほど経った頃に掘り起こすと、
微生物が骨の周りの肉などを分解して、このような頭蓋骨が残せるんだそうです。
そしてこちらは“胆のう”。
漢方としても使われている、とっても身体にいいものということで、
ほんの少しいただきました。ほんの一欠片です。
…ニガい!!
その場のみんな、悶絶するほどのニガさです。
胆というと、中国の故事成語で「臥薪嘗胆」という言葉があり、
「薪の上で臥して(寝て)、胆を嘗めて(なめて)過ごす。
(成功の為に)自分自身に苦労を重ねること。」
という意味で使われるほどなんだということを、千松さんに教えていただきました。
へえー!
トークショー前に、打ち合わせもかねた勉強をさせていただいたあと、
せっかく岐阜にお越しいただけたので、やなブラ(柳ケ瀬ぶらぶら)をすることに。
やなブラを先導はするのは、柳ケ瀬マスターの安田です。(笑)
通り道もしっかりご案内しながら、商店街をご紹介しました。
今回のやなブラ、一番の目的地はこちら。
やながせ倉庫です。
今回、さかだちレコメンドを開催するにあたり、
『やながせ倉庫』さん、『ひるがのラシェーズ』さんにご協賛いただいています。
やながせ倉庫とは、カフェや雑貨屋、ショップ、アトリエなどが集まる複合ビルで、
迷路みたいな造りやいろんな部屋があることから岐阜市内のみならず、県外からの観光客も訪れる
人気スポットなのです。
魅力的なお店が沢山あるのですが、今回は特別ルート。
やながせ倉庫の屋上です。(一般の方は入れません。)
千松さんが養蜂をされているということを伺い、
「やながせ倉庫の屋上でも養蜂をしているんです!」という話から一緒に行ってみることに。
やながせ倉庫の屋上では、“878倶楽部”のメンバーで養蜂をしています。
さかだちブックスも部員として参加しており、
今の時期になると、早朝みんなで集まって密採りもします。
ちなみにこのハチミツは、岐阜の花の花粉からハチ達がつくった蜜で、
国産100%「やながせハチミツ」として柳ケ瀬のお店で販売されたり、
コラボ商品ができたりもしています。
千松さん、可愛らしい巣箱で気に入ってくださったみたいです!
twitterでもご紹介していただけました。(千松さんのtwitter)
そんなこんなでやなブラをし、時間も近づいてきたということでトークショーの会場へむかいました。
今回の会場は、メディアコスモスのかんがえるスタジオ。
とても大きな会場で、100席もあります。
この時には80名以上のご予約を頂いていたので、机を片付け会場設営。
そして18時。会場をオープンしました。
会場はとても広く、壁に大きな窓があるので外からもよくみえます。
会場には、これまで開催したレコメンドの内容をまとめたパネル展示をしたり、
千松さんの著書『ぼくは猟師になった』、『けもの道の歩き方』や、
さかだちブックス出版書籍の販売ブースも用意しました。
受付開始から30分。
ご予約の方や当日いらっしゃった方、合わせて100名を超すお客さんで会場はいっぱいに!
いったいどんなトークショーになるのでしょうか。
〜後編につづく〜
「さかだちレコメンドVOL.5 千松信也」は、
・岐阜の柳ケ瀬商店街にあるクリエイターのアトリエや、ショップなどが集まる「やながせ倉庫」
・岐阜のひるがの高原でカフェを営み、チーズケーキが絶品の「ひるがのラシェーズ」
のご提供でお送りしております。
※協賛していただけるスポンサーさんを募集しております。
興味を持っていただける方はさかだちブックスへメールまでご連絡をお待ちしております!
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