【岐阜市】自然派料理店 糧(かりて)/岐阜ランチ

岐阜県内で大切に育てられたこだわりの無農薬野菜や無投薬の肉、魚などをふんだんに使ったカジュアルフレンチが楽しめる「自然派料理店 糧」さんへ、金・土曜日のみ営業しているランチに伺いました!

岐阜市西材木町にある築100年を超えるという古い建物をリノベーションして、2021年11月にオープンした糧さん。ナガラガワフレーバーさんの敷地内にあり、すぐ北を長良川が流れています。

大きな窓から柔かな光が差し込んで、とてもくつろげる素敵な店内。夜はまた違った印象になりそうです。

入口の正面では、料理に使われている近隣農家さんが栽培した無農薬野菜の販売も。

そして、左手にはオーナーシェフの中根正貴さんの奥さまが手作りする「お菓子 糧」さんの焼き菓子やケーキなどが並んでいます。以前はriettoの屋号でイベントに出店などもされていたので、ファンの方も多いのではないでしょうか。お菓子は誰でも購入でき、予約やお取り置きもできますので、気になる方はインスタの @qualite.okashi をチェックしてくださいね。

ランチはサラダ、スープ、メイン、食事、デザートとドリンクのコースで税込3300円。訪れた日のメニューはどれも春を感じられるラインナップ。メインと食事はそれぞれ3種類の中から一つずつ選びます。

野菜、お米、卵、乳製品、肉、山菜や川の幸、クラフトビールやジンに至るまで…。食材はシェフの中根さんが直接、岐阜県内の生産者のもとへ足を運び、選び抜いたものばかり。まさに、地産地消で、岐阜のおいしいものを味わえるレストランなんですね。

まずテーブルに運ばれてきたのは、「季節の無農薬野菜のサラダ」。葉野菜からお芋やごぼう、紫大根など、とにかく種類が豊富で、彩りも食感も味わいも変化が楽しめます!

ドレッシングは長良川天然鮎の魚醤を使ったものをセレクトしましたが、鮎のはらわたの苦みがほんのりときいて格別でした!

スープは岡田農園さんの菊芋のポタージュ。とろとろとしていて、粒立つ甘みがたまりせん…!

メインの「藤井ファーム あんしん豚のロースト 岡田農園 葉ニンニクのソース」は、食べ応えがあり、噛むほどに豚肉の旨みがダイレクトに感じられます。自家製の粒マスタードを付けるとプチプチとはじけてなおさら美味しい!

こちらはもう一つのメインの「めひの野農園 飛騨地鶏やわらか煮込み めひの農園 イタリアンパセリのサルサヴェルデ」。骨付きの鶏肉はナイフを入れるとさらりとほぐれ、口に運ぶと濃い旨みが広がります。サルサヴェルデソースの程よい酸味とイタリアンパセリの濃厚な風味が美味しさを際立たせます。

メインの後の食事には、+300円で「中津川ひのき牛 ハヤシライスと土鍋で炊いた奥村さんのハツシモ」を。これがまた、小麦粉やバターを使っていないのに深みと甘みがあり、ひのき牛の旨みも存分に感じられて、これだけでも十分に満足できる一皿!思わず、目を細めてしまいました。

もう一つの食事には、「自家製パンチェッタとなずな農園 菜花 自家製パスタ」をセレクト。岐阜産の卵と小麦粉だけで手打ちした自家製パスタは、もちもちとして、パンチェッタの程よい塩気が食欲をそそります。黄色の菜花が春を感じさせてくれて、目でも楽しめます。

最後の「本日のデザート」は、苺とフランボワーズのパンナコッタとショコラサブレ、マドレーヌにコーヒーを。もう、何も思い残すことのない、完璧なまでに大満足のランチを心から堪能することができました。

糧さんでは、ディナーも5500円、8000円、10500円〜があり、ジビエ料理も楽しむことができます。カジュアルな雰囲気で岐阜ならではの料理の数々が味わえますので、ぜひ、出かけてみてくださいね!


自然派料理店 糧(かりて)

住所:岐阜市西材木町41-2

営業時間:18:00〜22:00 ※ランチは金・土曜の11:30〜14:30のみ

定休日:日曜、月曜 ※第4日曜は営業、翌火曜休み

TEL:058-213-0386

Instagram:@qualitegifu

2023年04月23日作成
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