【岐阜】小さな呑めるパン屋さん、パンシノン
いつもさかだちブックスで紹介する飲食店さんは、仕事合間のランチが多め。
日々の生活に追われていたら、2018年度も、平成も、もう数日で終わってしまう……今日くらい早めに切り上げて呑みにいこう!
……というのは、ただパンシノンさんに行きたかった口実…(笑)
今回は念願の “夜のパンシノンさん” にお邪魔してきました!
重厚感のある鉄の扉を開けてすぐ、「やっと来てくれたのー!」と、元気に声をかけてくださる店主のしのさん。パンが美味しいことは勿論、しのさんの底抜けな明るさもパンシノンの素敵なところです。
入るとすぐに種類豊富なパンたちが目に飛び込んで来るので、いつもは「今日は何が置いてあるかな?」とチェックしますが、今回の目的は「呑めるパン屋」のパンシノンさん。
行ったことがなかった奥のイートインスペースに進みます!
キッチンと対面で話しやすい4席のカウンター席は満席。
居酒屋には困らない岐阜市ですが、[仕事帰りのちょっと一杯]にパンシノンさんを選ぶのは、きっと通なお客さん。センスがいいです。
実は店主さんがこの「呑めるパン屋」を始めたのも、待ち合わせにちょっと早く着きすぎた時や、女性一人だけど仕事帰りに一杯だけのみたいという時に来てほしいという想いがあったからだそうです。
お店からバス停も近いので、バスが来るまでの待ち時間に軽く1杯…なんてこともできてしまいますね。
夜にしか開かない居酒屋ではなく、終日お店が開いているパン屋さんならではの営業方法で、おもしろいです。
メニューを見てみると、予想以上に充実しているフードメニューにびっくり!しかもどれも美味しそう!
ドリンクメニューも豊富ですが、パン屋さんなのでもちろんワインを選択。
ただし、お酒は好きでもワインについて語れるほどの知識はないさかだち編集部…違いを知るため、グラスワイン3種類飲み比べセットを注文!
一番左は日本のワインで、口当たりが優しくて飲みやすい白ワイン。真ん中は味がしっかりしていて、ちょっと大人な味の白ワイン。右は色が濃くていかにも重たそうな見た目ですが、口に含むと甘みがふわっと広がります。
ワインを表現するのにこれ以上のボキャブラリーが無く大変恐縮ですが、総じておいしく、何よりパンシノンさんの料理に合う!
パンシノンさんのパンの盛り合わせは、なんとこれだけ贅沢に盛られて300円です。
今回の盛り合わせの中では大葉とチーズが入ったパンが心にヒットを放ちました。大葉の香りとワインがとっても合うのです。この盛り合わせだけでさくさくワインが飲めてしまう…。
マンゴーと生ハムとモッツァレラチーズの前菜は、さらっと飲みやすい日本の白ワインと相性抜群でした!
メインは寒ブリの塩焼きトマトとオリーブのソテー。
おしゃれなフレンチのコース料理で出てきそうですが、パン屋さんです。
おいしい料理とワインに臼井さんもご満悦です。
「折角だからもう一杯ずつ飲もう」ということで、薄ピンク色がかわいいロゼと、珍しいオレンジ色の白ワイン(味もほのかに柑橘系……!)もいただきました。
ずっと行きたかった夜のパンシノンさん。
呑めるパン屋って最高だな…!と実感し、さかだち編集部はほろ酔い気分で家路につきました。
4月7日(日)には柳ケ瀬商店街の旧長崎屋を開放して「ヤナガセワインホール」というイベントが開催されます。
そこにパンシノンさんも出店されるので、ぜひ美味しいパンを片手に、昼からワインを楽しんでみてください!
Pain Chinon
住所:岐阜県岐阜市神田町3-4
営業時間:
テイクアウト 10:00〜21:00
イートイン 11:30〜21:00(20:30L.O.)
ランチ 11:30〜14:30
定休日:日・月
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