さかだちぶらり旅・徳島編「阿波おどり」

西へぶらり、東へぶらり。どうも「さかだちぶらり旅」です。

今回は四国・徳島の「阿波おどり」をお届けいたします。

「多分このあたりだろう」と、阿波おどりの知識もないまま立ち寄ったさかだち編集部。メイン会場がどこなのかも分からないまま、ひとまず屋台ゾーンを見つけて一安心です。

奥へと進み、ようやくメイン会場を発見!

しかし、全く見えません。

それもそのはず、人混みで見えなかったというのもありますが、ニュースで流れているような阿波おどりを見られるのは「有料演舞場」のみ。そして驚いたことにこの有料演舞場は市内に4箇所もあります。

人混みになっていたところは出口で、本当にもう終わる…というところをちょっとだけ見ることができました。

観覧席にはしっかりとした座席が組まれており、外側からは本当に見えないようになっています。

せっかく来たのに見れないなんて…と落ち込んでいたのもつかの間。

ひとつ通りを出たところが無料演舞場でした!

仕切りも何もなく、すぐ目の前で繰り広げられる阿波おどりにドキドキが止まりません。

きれいに整えられていたメイン会場とは打って変わり、こちらはまさしく「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」の世界!

つい今まで目の前を歩いていた人が、まるで当たり前かのように手を上げ次々と輪の中へと入っていきます。

踊り自体の単純さも、輪の中へ気楽に入っていける理由のひとつかもしれません。よく分からなくてもとりあえず手を上げて前へ進めば、もう輪の仲間入りです。あとはリズムに身を委ねるのみ。

ここに来たら、男性も女性も、老いも若いも、国がちがうことも、全部がどうでもよくなってきます。ここにあるのは「同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」ただそれだけです。

振り付けもなにも合ってないけど、ただひたすら楽しそうに踊っている外国人の方がとても多く、祭りとはこういうものだな…と実感。

来年は絶対にこの先を見るぞと心に誓い、覚えたての阿波おどりで踊りながら帰ったさかだち編集部でした。

それでは、またいつの日か!

2019年08月25日作成
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