【岐阜ホール通信(35)】ミツバル×岐阜ホール

1月18日、東京で雪がちらついた寒い日に、岐阜ホールでは初の衣服関連のイベントが行われました。

ミツバル×岐阜ホール

ミツバルとは、岐阜県羽島市にある創業130年の衣料向け繊維素材の製造メーカー「三星毛糸株式会社」さんのテキスタイルD2Cブランド「MITSUBOSHI 1887 」さんが毎月、代官山で開催している“気軽に参加できるバルスタイルの交流会”です。

ミツバルには「MEET」という意味も込められているそうです。

“お客様同士や、作り手さんとも出逢い繋がる場にできたら”、という思いで毎月MITSUBOSHI 1887さんの代官山ショールームで開催されています。

今回、同じ“岐阜出身の会社”ということで、ミツバル×岐阜ホールが実現しました!

参加者の皆さんが揃ったところでミツバルスタートです!

毎回テーマを決めて行われるミツバル。今回のテーマは「服育」

まず、代表の岩田社長から質問があります。

「今自分が着ている服はどこで作られていますか?」
「その服の素材はわかりますか?」

机の真ん中には毛糸になる前の状態のウールが置かれています

集まった方の中で、答えられたのはほんのわずか。編集部もどこで、そして何で作られているか正確に答えられませんでした。

「身体の表面積のほとんどを覆っているのは衣服なのに、“何で作られているのか、どこで作られているのか”がわからないのは、“何を食べているか、どこで作られた物を食べているかわからない”というのと同じこと」と岩田さん。

「毎日食べるものだから」と食材の鮮度や産地にこだわる方は多いと思います。衣服も「毎日身につけるもの」。毎日着ている衣服が何で作られているか、どこで作られたか知ることで、衣服にまつわる環境のことを知るきっかけになったり、服選びが変わってくると感じました。

自己紹介とともにその会のテーマについて話していくのが、ミツバルスタイル。皆さんおなかも空いているので、お食事をしながら自己紹介が進んでいきます。

本日のお食事は、「食育」や昔ながらの食文化・食生活を大切にし、都内でケータリングや料理教室をしているhitotokiさんにお願いしました。

岐阜の食材を使用した鶏(けい)ちゃん焼きと、朴葉味噌の岐阜県産米ひとくちおむすびをhitotokiさん流にアレンジ。岐阜のソウルフードの鶏ちゃんは、岐阜県民以外の皆さんも特に気に入ったご様子でした。

自己紹介では、ファッションに興味のある参加者さんが多かったので最近ファッション業界で話題になっているサスティナブルというワードがたくさん挙がった印象。

サスティナブルとは、「持続可能な」という意味。ファストファッションの流行で衣類の消費量は増加し、それに伴い廃棄される衣類も増加傾向にあり、製造過程で生じる廃棄ガスなどによる環境汚染も重大な問題になっているそう。

今後「服育」という言葉が世の中に浸透して、衣服について考える・知るきっかけが増えていきそうですね。

まずは、自分の今身に付けている衣服のことから知っていこうと思う編集部なのでした。

肌触り抜群のストール。キャッチコピーの「触れた瞬間笑顔になる」の通り、触ると気持ちよくて「わ〜〜」という感嘆の声が出ます。

作り手と参加者の皆さんが交流しながら、学ぶこともできるミツバル。テーマは毎回違うので、何度参加しても新しい発見がありそうです。
ミツバルは毎月MITSUBOSHI 1887さんの代官山ショールームで行われています。気になった方はぜひ足を運んでみてくださいね。

ピースではなく、MITSUBOSHIさんの「3」で集合写真!

MITSUBOSHI1887の皆さん、お集まりいただいた皆さんありがとうございました!


\岐阜ホールでは、今回のようなイベントをどんどん開催していく予定です!/

岐阜ホールを使って、
トークショーをしたい
みんなで料理を持ち寄って食事会をしたい
自分の作品の展示がしてみたい など
ご希望がありましたら、以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。tokyo@gifuhall.com


岐阜ホール

住所:東京都台東区上野桜木1-4-5 2F

営業時間:12時〜19時

定休日:金曜

Twitter:@gifuhall

Facebook:岐阜ホール

Instagram:@gifuhall

WEB:https://gifuhall.com/

LINE@:910drwyt

2020年01月22日作成
関連記事