【各務原市】MISSISSIPPI（ミシシッピー）／岐阜ランチ

たまにはちょっと贅沢なランチを楽しみたい…ということで、各務原市鵜沼にあるフレンチとワインのお店「MISSISSIPPI」さんにランチに出かけました！

こちらの白い建物がMISSISSIPPIさんです。物語に出てくるような佇まいが、とっても可愛いらしくて目を引きます！手前にあるブルーの建物は、パンと焼き菓子のお店 CADEAUM（カドゥーム）さん。（CADEAUMさんは、明日の記事でご紹介しますのでお楽しみに！）

さて、グリーンのドアを開けて、細い廊下を進んでいくと…

店内は白を基調とした空間に、剥き出しになった梁やシックな色合いの家具が並んで、高級感がありながらもほっと落ち着く雰囲気。この日は事前に予約をしていたので、個室に案内していただきました。ちょっと特別なランチの気分が高まります…！

※写真記載の金額は価格改定前のものとなっています。

ランチは「トムソーヤ（税込2,300円）」「ミシシッピー（税込3,100円）」「飛騨牛コース（税込4,800円）」の３つのコースから選べます。この日は2人で伺ったので、前菜やメイン料理をいろいろ選んで楽しめる「ミシシッピー」を2ついただきました。それでは、コース料理を順番にご紹介します！

《本日ひとくちのお楽しみ》

まず、「本日ひとくちのお楽しみ」としてテーブルに運ばれてきたのは「地鶏のハムのパプリカソース」。

真っ赤なパプリカが、とっても鮮やかです！しっとりとした地鶏のハムに、さっぱりとした酸味とマスタードがきいたソースの相性も抜群で、パプリカと玉ねぎの食感も楽しい…！この後出てくるお料理にも期待が高まります。

《前菜》※2人で1種類ずつ違う前菜を選んでいます

続いて登場したのは前菜の「燻製香る鮮魚のマリネ香草と海月を添えて」。

「これが前菜…？」と驚くほどの豪華さです！ぷりぷりと肉厚で弾力のあるカンパチのマリネに、シンプルなガーリックオイルのソースがかかっていて、いつまでも噛み締めていたい美味しさでした。

こちらの前菜は「愛知県産豚舌の柔らか赤ワイン煮込み」。

初めて豚タンをいただきましたが、牛タンよりも濃厚で深みのある味わいです。赤ワインで柔らかく煮込まれているので、口に入れるとほろほろと溶けていきます！ほくほくのジャガイモの付け合わせも美味しい！こちらも前菜というには十分すぎる一皿です！

《パン＆シェフ特製スープ》

カリッと表面が焼けた国産小麦の自家製パンは、豚舌のソースをつけていただくと、間違いないおいしさ！実は、こちらのパンは併設する「CADEAUM」さんのもの。1つ1つのパンはシンプルですが、バターをたっぷり塗って食べると、噛むほどにじんわりと優しい美味しさを感じます。

この日の「シェフ特製スープ」は、さつまいもや野菜の素朴な甘さがほんのり感じられるすっきりとした味わいのポタージュでした。

《メイン料理》※2人で1種類ずつ違うメイン料理を選んでいます

いよいよメイン料理の登場です！こちらは「宮崎県産豚肉のシャルキティエールソース」。

フランス語で“豚肉屋風”を意味する「シャルキティエール」は、白ワインにピクルスやトマト、玉ねぎなどが入ったソースのこと。爽やかなソースにほんのりとマスタードも効いていて、ジューシーでボリュームのある豚肉もどんどん進みます！

もう一つのメイン料理は「旬鮮魚のポワレしらすと分葱とドライトマトのソース」。

食べるのがもったいなくなるほどの華やかさに、思わずうっとり…！皮目にこんがり焼き色がついた真鯛、甘くソテーした海老、たっぷりのしらすと分葱とドライトマトの甘酸っぱいソースが絡み合って…思わず、しあわせを噛み締めます。カブや里芋、ジャガイモ、レンコンなどの根菜の食感も楽しめる完成された一皿でした。

《カドゥーム特製デザート》

最後のお楽しみはもちろん、デザート！キャラメルナッツの香ばしいタルトに、ほどよい甘さのパウンドケーキ、爽やかなフルーツの盛り合わせも添えられて、盛りだくさん！メインまででかなり満腹なはずなのに、デザートは別腹ですね。すべてのバランスが完璧で、最後の一口まで大満足でいただきました。ごちそうさまでした！

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実は、シェフの佐曽利（さそり）信吾さんが料理で特に大切にされているのは、“酸味”なのだそう。コースの料理をすべて美味しく食べてほしいと、少し重さのある料理も爽やかな味付けにと工夫されています。だからこそ、ボリュームもしっかりあるランチコースでしたが、一つ一つのお料理を最後まで堪能できたんですね。