【本巣市】美濃のまほろば/岐阜モーニング&ランチ
本巣市に素敵な古民家カフェレストランがあると聞いて、出掛けてきました!
その名も「美濃のまほろば」さん。“まほろば”とは古代日本語(やまとことば)で代々人が住む“素晴らしい場所”という意味。かつてこの辺りの豪族が建てたお屋敷を改装したお店とのことですが、門構えからして想像以上に立派…!これは古民家と呼ぶレベルではありません…。
左が礼海さん、右が亜海さん
姉妹で仲良くお店を営んでいる灰田亜海(あみ)さんと礼海(れみ)さんが温かく迎えてくれました。
玄関で靴を脱いで中に入ると、1階には部屋が8つもあり、それぞれの部屋に趣向が凝らされていて圧倒されます!中でも格子天井と周り廊下の意匠はとても美しく、建築当時の大工職人の技術の高さが感じられます。
奥に進むと、さらに広々とした部屋が。欄間や戸袋など細部にまで贅を尽くした日本家屋でゆっくりと優雅な時間を過ごすことができ、縁側からは庭の緑が眺められて、非日常の世界にトリップしたような気分になります。
「美濃のまほろば」さんは、この建物の持ち主から維持や活用について相談を受けたことがきっかけで、灰田さん姉妹のご両親が2015年にカフェレストランをオープンし、現在は亜海さんと礼海さんがメインスタッフとなって営業しているんだそう。
ホットコーヒー 550円(モーニングはサービス)
8時半〜10時半には、ドリンク代だけで自家製パンと季節のジャム、2種類のサラダ、茶碗蒸し、ミニデザートが付くモーニングがいただけます。毎朝焼く自家製パンはふっくら柔らかくてほんのり甘みが感じられます。ジャムは庭や近くの畑で採れた果物を使って手作りしていて、この日はブルーベリーでしたが、はっさくやさくらんぼのジャムが登場することもあるんだとか。
ドリンクメニューはブレンドコーヒーをはじめ、チャイや抹茶ラテ、マンゴーラッシーやコーラフロートまで充実のラインナップ!「できるだけ自分のところで採れたものや岐阜県産の食材を使って、体に優しい料理を食べていただきたいと思っているんです。ドリンクも秋はマロンクリームがのったモンブランコーヒー、冬はホワイトチョコを使ったホワイトモカなど、季節のドリンクをいろいろ考案しているんですよ」と亜海さん。
お客様に大好評というのも納得のお得なモーニングでしたが、実は美濃のまほろばさんはランチもおすすめなんです…!
「季節のランチ」のビーフシチューにはじまり、キーマカレーや野菜カレー、チキンソテーがメインのちょっと贅沢な「みのランチ」、ミックスフライ、からあげ、パスタ、みそかつ、さわらの西京焼きまで8種類が揃い、どれもサラダやドリンク、ミニデザートなどが付いています。
みんな美味しそうで迷いますが、ここはやはり一番人気のキーマカレーをいただくことに!
そらねランチ(キーマカレー)1,700円(税込)、抹茶ラテ+150円
シャキシャキと新鮮な野菜と生ハムのサラダに、おかわりもできる自家製パン、お皿いっぱいに盛り付けられたキーマカレー、ドリンクと手作りミニデザートのゼリーまで、ちょっとしたランチコースをいただいたくらい満足感のあるランチです!
ルウを使わず、独自にスパイスを調合しているキーマカレーは、トマトや玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜とひき肉の旨みが詰まった甘みがあって優しい味わい。とろっとしていますが、このとろみはすべて炒めた玉ねぎなんだそう。見た目以上にボリュームがありますが、パンと一緒に食べたり、そのままシチューのような感覚で食べたりしていると、ついついスプーンが進んで、見事に完食しました!
本巣市にこんな“素晴らしい場所”があったなんて…とわくわくしてしまう「美濃のまほろば」さん。店内では音楽ライブや季節のイベントも開催していて、2月はたくさんのお雛様が飾られます。ぜひ、みなさんもゆったりと訪れてみてくださいね!
美濃のまほろば
住所:岐阜県本巣市政田1444-1
営業時間:8:30〜17:30(モーニングは8:30〜10:30、ランチは11:30〜14:00)
定休日:水・木曜
TEL:058-324-6878
WEBサイト:http://r.goope.jp/mino-mahoroba/
Instagram:@mino_no_mahoroba
さかだちブックスをフォローする