【岐阜県】ぎふ歴史的土地改良施設ガイドブック「水土里をめぐる」西濃エリア版発行!

岐阜県農政部農村振興課から、ぎふ歴史的土地改良施設ガイドブック「水土里をめぐる」の西濃エリア版が発行されました!

飛騨山脈などの山岳地帯から濃尾平野などの低平地域まで、変化に富んだ地形が広がる岐阜県では、農業を営むには恵まれない地形であっても、さまざまな工夫や土地改良を行うことで、今の農業・農村の姿を築いてきた人々の歴史があります。

そうした農業・農村の魅力を知り、「日本の原風景」とも呼べる美しい自然や農村風景を守り伝えるために、岐阜県では「ぎふ水土里のプロジェクト」を展開。その一つとして制作されているのが、歴史ある土地改良施設を紹介するガイドマップ「水土里をめぐる」です。

すでに発行されている「中濃エリア版」に続く形で、今回は「西濃エリア版」が完成!

MAPには、飛鳥川用水、谷汲池、池寺池、十九女(つづら)池、戦国ロード、牧田川用水、貝原棚田の7つの施設とともに、岐阜関ケ原古戦場記念館や養老公園といった一緒にめぐりたい注目スポットも掲載しています!

「牧田川用水」をピックアップしたページでは、農業用水として整備されるまでの歴史や見どころ、一級河川である牧田川に棲む生きものなどをわかりやすく紹介。

続く「貝原棚田」のページでは、約300年前に開田されたという棚田の歴史や、シンボルである大きな杉の紹介、貝原棚田保存会会長のインタビューなどを掲載していて、読み応えがあります!

「水土里をめぐる」西濃エリア版は、西濃エリアにある道の駅をはじめ、川島パーキングエリア、ひるがのサービスエリア、名古屋栄の「オアシス21」内にある岐阜県の情報発信拠点「GIFTS PREMIUM」、JR岐阜駅直結のアクティブG 2階にある岐阜県のアンテナショップ「THE GIFTS SHOP」などで配布されています。

また、岐阜県農政部農村振興課のHPからもPDFがダウンロードできます。ぜひ、こちらのガイドブックを片手に歴史的土地改良施設をめぐって、その美しい農村風景や歴史に目を向けてみてくださいね!

※「水土里をめぐる」西濃エリア版の編集とデザインは、さかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが担当させていただきました。

2022年04月27日作成
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