【岐南町】麺 㐂色/岐阜ランチ
岐南インターの近くにある「麺 㐂色(きいろ)」さん。東京の有名店「饗 くろ㐂」さんで修業した店主の分部さんが地元の岐南町に構えたお店で、2020年7月のオープン当初から、2周年を迎える今もなお行列が途絶えることのない超人気ラーメン店です。
この日は休日ということで、待ちを覚悟でお店へ向かいました。入り口の前にある用紙に名前を記入して番号札をもらい、駐車場などで待ちます。ちなみにこの日は少し遅めの13時すぎに伺いましたが、7組の待ちで、入店したのは14時すぎでした。
店内に入ると券売機で食券を購入。定番は「塩そば」と「塩つけそば」。「豚和えそば」もあり、味玉や焼豚、ワンタン、めしなども追加できます。そして、見逃せないのが限定麺!
お店のインスタグラムには、斬新な食材の組み合わせや意外なスープなど、まるでどれもがもはやラーメンではなく、創作料理かと思うような限定麺の写真が並んでいるんです。
ちなみに、伺った日の限定麺は「もち小麦の煮干しそば」でした。さらに限定飯として「煮干しめし」と「生姜めし」もあるようです。
カウンター席からは厨房が一望できます。凛とした空気が漂う中で、分部さんが真剣な面持ちでラーメンを一杯ずつ仕上げていく工程を、ついじっと目で追ってしまいます。
さて、ラーメンの前にテーブルに現れたのは、こちらも外せない「名物焼売」。一般的なミンチ肉よりも粗挽きの豚肉は弾力と肉々しさがあって、噛むとじゅわりと肉汁が出てきます。玉ねぎの食感と甘み、生姜の後味の良さも絶妙なバランスで、いつまでも味わっていたくなる美味しさ!
そして、「特製塩つけそば」が登場!特製は味玉付きで、つけ汁の中にワンタンが入っています。それにしても、やや細めの手打ち麺のつややかで美しいこと!つけ汁からだしのいい香りが漂ってきて、ぐんとお腹が空きます。写真を撮るのも早々に、麺をつけ汁にダイブして勢いよくすすると、もう、箸が止まらなくなりました!
カウンターに座るお客さんたちが、ほとんど無言だった理由がよくわかりました。みなさん、待ちに待った一杯の麺と夢中で向き合っていたんですね。
こちらは限定の「煮干しめし」。目の前に置かれて、予想外のビジュアルに思わず驚いてしまいました!少しずつ煮干しの塊をくずしながらご飯と食べると、なんとも言えないほっとする美味しさが口の中に広がります。「限定麺のスープをたっぷりかけて食べてもらうと、よく合いますよ」と分部さんが教えてくれました。
そう、もちろん、限定麺の「もち小麦の煮干しそば」(900円、味玉トッピング 120円 ※限定麺のため、すでに販売は終了しています)も注文していたんです!
こちらも、テーブルに届いた途端に和風の芳ばしい香りに包まれます。薄口生醤油に煮干しだしを合わせただし醤油のスープを一口すすると、思わず笑みがこぼれて、何度も頷いてしまいました(笑)。さらに特筆すべきが、「もち小麦」を使った手打ちの太いちぢれ麺!これが、噛めば噛むほどに小麦の旨みが感じられて、食感がまるでお餅のようにもっちり。しかも、麺がしっかりとスープをまとって、衝撃すら覚える美味しさでした…!!
〆は先ほどの「煮干しめし」にスープをかけ、お茶漬け風にして、さらっとかき込めば完璧です!
思い出すとまた食べたくなる「麺 㐂色」さんのラーメン。ぜひ、みなさんも時間に余裕をもって訪れてみてくださいね!
麺 㐂色
住所:羽島郡岐南町上印食9-101
営業時間:11:00〜15:00
定休日:火曜、不定休
※営業日時は変更になることがありますので、事前にTWitterやInstagramでご確認ください
Twitter:@menkiiro
Instagram:@menkiiro
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