【岐阜】こよみのよぶね2017始動!
一年で最も夜が長い冬至の日、長良川では毎年「こよみのよぶね」が開催されます。
鵜飼舟に1から12の数字をかたどった大きな行灯をかかげ、その年あった出来事に想いを馳せながら長良川を下ります。
昨年の様子はこちら
12年目と干支が一回りする節目でもある「こよみのよぶね2017」。
先日、岐阜市中央青年会館にて第一回目の会議がおこなわれました。
岐阜を代表するアーティスト日比野克彦さんをはじめとする実行委員会の方々と行灯の制作チームなどたくさんの関係者が集まりました。
プロデューサーの日比野さん、そして昨年に引き続きリーダーを務める吉川さんと住さんからごあいさつをいただき、各チームの自己紹介に移ります。
1から12月の行灯と干支の行灯、さらに今年は信長入場450周年を記念した作品をつくる2チームを加え、14チームが参加します。
メンバーは福祉施設やNPO法人、学生団体など年代も職業も様々。
さかだちブックスもやながせ倉庫団地の住民として、「やながせ倉庫+カンダマチノート」の合同チームに参加させていただきます!
自己紹介のあとは、お待ちかねの行灯のデザイン案のお披露目。
各チーム原案を発表し、プロデューサー・日比野さんからコメントとアドバイスをいただきます。
こちらは初参加「世界淡水魚水族館アクアトトぎふ」チームの作品です。
さすが、水族館の職員のみなさん。その緻密なスケッチに日比野さんも感心の様子。
「11」の行灯で世界最大淡水魚ピラルクを原寸大で表現するという案が採用されました。
当日どのように実現されるのか楽しみです!
「7」を担当する「森林文化アカデミー」さんは鷹をモチーフにした作品。
スケッチを見てみんな口を揃えて「これは無理でしょ(笑)」と言ったものの、
ミニチュアの模型が登場したのでびっくり!
これなら再現できそうだということで採用されました。
その他のチームも地元の名物をモチーフにしたものや学生の案など、様々な着眼点で個性豊かなデザインで期待が高まります。
また、「干支ひとめぐり企画行事」として、てづくりの帽子型の提灯を持って河畔をそぞろ歩く「あかり灯ウォーク」という特別イベントも企画中。観覧するだけでなく、自らが灯ろになる体験ができ、例年にも増して楽しめるイベントになりそう!
これから半年後の本番に向けて少しずつ進捗状況を発信していきます。
本番当日、充実した日々を振り返れるよう毎日大切に過ごしていきましょう!
こよみのよぶね2017
冬至の日に、長良川に浮かぶ“月”を表す1〜12までの数字と干支の行灯を見ながら1年を振り返るイベント。
当日までの間に、制作ワークショップを開催するチームもあり、どなたでも気軽に参加できます。
開催日:2017年12月22日(木)
開催場所:長良川鵜飼乗船所から鵜飼ミュージアム辺りの長良川
開催時間:16時〜21時
さかだちブックスをフォローする