【中津川市】ヒビホド/岐阜ランチ
中津川市へ取材に出かけたこの日のお昼ご飯は、自宅の一部を改装して平日のランチタイムだけ営業しているという「ヒビホド」さんへ伺いました!
地元の人でないと、ちょっとナビがないとたどり着けないような、本当に閑静な住宅街の中にぽつりと現れるお店です。
玄関を入ったすぐのスペースには、雑貨や本が並んでいます。
満席になることも多いと聞いていたので、事前に電話で予約をしておいたところ、見晴らしの良い窓辺の特等席に案内していただけました!ちょっと高台にあるので、遠くに山々の連なりが眺められて、ゆったりした気分になります。
この日のメニューは「ジューシーなやみつき唐揚げ」「鰆の南蛮漬け」「鶏むね肉の黒酢梅あん」「ブリとホタテのおかずグラタン」の4種類。残念ながらすでにグラタンは終了とのことだったので、迷った挙句、魚のメニューにしてみました。
まずテーブルに運ばれてきたのは、人参と玉ねぎの豆乳ポタージュ。少しとろみがあって、温かなスープに気持ちがほっとします。優しい人参と玉ねぎの甘みが広がり、後からふわりとスパイスの香りが…!クミンやコリアンダー、フランスの塩などをオリジナルでブレンドしたスパイスなのだそう。一気に味わいに奥行きが出て、その美味しさに思わず笑みがこぼれました!
続いて、目にも鮮やかな野菜たっぷりのランチが登場!鰆の南蛮漬けは酸味がそれほど強くなく、よく冷やして締めてあります。サラダは見た目通り、今採ってきたのかと思うほど、どの野菜もシャキシャキで新鮮そのもの!紫大根や大根のピクルスは、噛むとぽりぽりと小気味よい音が。これほどしっかりと食感や滋味のある野菜を食べたのは久しぶりで、ちょっと感動的ですらあります。
そして、小鉢のひよこ豆のカレー風味がまた、スパイスの使い方が独特で、はっとするほど美味しいんです!きっとヒビホドさんのカレーがあったら、すごく美味しんだろうなあ…。
食後のドリンクは温かいジャスミンティーをいただいて、心からほっと一息。うつわやマグカップも作家さんのものを使っているのでしょうか、味わいがあります。
ランチのおかずやお味噌汁に使われている恵那市の「可知こうじ屋」さんのお味噌、オリジナルブレンドの「すぱいすオカズしお」なども販売しています。
店主の平岡明子さんが「頑張りすぎず、日々ほどほどに。」をモットーに朗らかに営業されている「ヒビホド」さん。ふと訪れたくなる、そして何度でも通いたくなるような、とても素敵なお店でした。ぜひ、営業日時をInstagramでご確認の上、できるだけ予約をしてお出かけください!
ヒビホド
住所:中津川市中津川2364-2838
営業時間:平日の11:00~16:00(LO13:30)※予約優先 ※お客様が帰り次第閉店
定休日:土曜、日曜、祝日(第1土曜は営業)
TEL:0573-64-8522
Instagram:@hibihodo
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