【岐阜】お稽古に潜入、岐阜まち歌舞伎!
毎年4月4日に開催される、岐阜まち歌舞伎。岐阜町若旦那会が中心となって、歌舞伎で町を盛り上げます。
その昔、伊奈波神社の境内には芝居小屋があり、歌舞伎の文化が根付く町でした。岐阜祭り前夜には町衆によるにわか芝居(いわゆる素人による即興芝居)で盛り上げていたそうです。
そんな歴史のある町だということを伝え、もう一度歌舞伎で盛り上げようということで、岐阜町若旦那会は「岐阜まち歌舞伎」を上演してきました。
2018年4月4日上演 「一条大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」
気になる今年の演目は「御存 鈴ヶ森(ごぞんじ すずがもり)」。
歌舞伎には“時代物”と“世話物”があり、今回は世話物にあたります。世話物とはいわゆるホームドラマのようなもので、町人社会や世相風俗を扱った台詞劇です。
ちょうど一昨年の「人情噺文七元結(にんじょうばなし ぶんしちもっとい)」は、まさしくホームドラマのような、台詞ひとつひとつに胸が熱くなる演目でした。
今回は同じ“世話物”でも、どちらかといえば立ち回りの美しさが見せ場の演目です。
お稽古の現場にお邪魔させていただいたので、その一部始終をチラ見せ!
歌舞伎ならではの身のこなし方、佇まい、仕草。うーん、かっこいい。
わちゃわちゃと踊ってふざけているように見えるかもしれませんが、みなさん真剣そのもの。
毎年思うことですが、「(この人たちは本当に、普段はお芝居をしている人たちではないんだよな…?)」と疑いたくなってしまうほどの演技の上手さです。
どんなお話なのか、どんな演技なのか…段々気になってきたんじゃないでしょうか? でもそれは本番までのお楽しみ。
待ち遠しい本番は、4月4日(木)18時半からの開演です。毎年満席ですぐに席が埋まってしまいますので、気になる方は早めにご来場くださいませ!
岐阜祭奉賛 岐阜まち歌舞伎
日時:平成31年4月4日(木)
時間:開場18時 開演18時30分 (終演20時予定)
会場:伊奈波神社参集殿 三階 「稲葉座」
演目:「御存 鈴ヶ森」
料金:入場無料
主催:岐阜町若旦那会
指導振付:二世 尾上幸松 (鳳川伎連 喜久次)
※席には限りがあります。例年満席になりますのでお早めに来ていただく事をお勧めします。
※当日開場には駐車場はございません。
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