【本巣市】atelier feliz(アトリエフェリス)/岐阜ランチ
本巣市にある隠れ家のようなカフェ「atelier feliz(アトリエフェリス)」さんへランチを食べに伺いました!
モレラ岐阜からほど近い場所にありながら、住宅街の中にひっそりと佇む洋館のような建物。まるで物語の世界に迷いこんだかのような雰囲気です…!
どんなお店なんだろう、とドキドキしながら足を踏み入れると…
外観のイメージそのままの、ドライフラワーや古道具に囲まれたアンティークショップのような空間が広がっています…!
お店の一角には、アクセサリーやアロマグッズ、ニット小物、小さなカゴなどの雑貨から、はちみつ、キャンディー、調味料といった加工品まで多種多様なアイテムが販売されています。
実はこれらのアイテムは、店主の柴田典香(のりか)さんが懇意にしているクリエイターさんや地元の農家さんの手でつくられたもの。
「最近はギャラリーを併設したカフェは珍しくないですけど、お店を始めた当時はクリエイターさんが作品を発表する機会が少なくて。そんな人たちを応援したいという気持ちでこのスペースを作ったんです」。
ちなみにカフェの2階にはイベントスペースもあり、クリエイターさんの個展やヨガとピラティスを組み合わせた「ヨガティス」のワークショップも行われているそう!
オープンキッチンも素敵で、食器やカトラリー、ビンに入ったドリンクなどがディスプレイされていて、インテリアの参考にしたくなります!
…と、見どころたくさんの店内をぐるぐると歩き回ってしまいましたが、今日の目的はランチです!(笑)
カリフォルニアごはんセットや、照り焼きチキンのっけごはん、オムライスやタコライスなどの洋食も気になりますが、今回はSNSで大人気という「パンの器の豆乳クリームシチューset」をオーダー。ドリンクメニューも自家製酵素ドリンクやオーガニックハーブティー、薬膳健康茶など、身体に良さそうなものが豊富で迷います!
さて、注文してしばらくすると…。
思わず「わあーっ!」と歓声をあげてしまう、メルヘンな料理が運ばれてきました!
丸いパンをくりぬいた器に、あふれるほどのシチューがたっぷり…!まるで童話に出てくるような一皿です!
シチューは焙煎玄米粉やハトムギ粉、豆乳を使った食べ応えのあるもので、「飲む」というより「食べる」という感覚。添えられたサクサクのレンコンチップも良い塩加減です!パンは柴田さん自家製の酵素を使って「anjie et nene(あんじとねね)」さんに焼いてもらっている天然酵母パンで、素朴な味わいがシチューとよく合います。
地元農家さんのシャキシャキの野菜のサラダは、お手製の酵素ドレッシングでさっぱりといただけます。旬の素材を使っているので、その時々で野菜が変わるそう。
クリーミーな生地とパイのサクサク感がたまらないキッシュや、「family農園watanabe」さんのイチゴが添えられたヨーグルト、生姜の酵素シロップを入れていただくダージリンの紅茶もセットも味わえて、一つ一つはヘルシーだけれどボリュームもしっかりある、大満足のランチでした!
さらに「こちらもぜひ味わってみてください!」と、旬のイチゴとバラで作られた酵素ドリンクもいただきました。実は酵素ドリンクを初めて飲みましたが、イチゴの甘味にバラの華やかな香りがほんのりと鼻に抜けていって、とっても爽やかな味わいでした。
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地元産の野菜やオーガニックな食材をはじめ、酵素など身体に良い素材を使った“ロハス”なメニューがそろうatelier felizさん。
「たとえば、子育てや介護を毎日頑張っている人が、たまには羽を休めたいなと思った時に、“あそこに行けばなんとかなる”という場にしたいと思って。身体にいいものを気張らずに、でも罪悪感を持たずに食べてもらいたいんです」と柴田さん。
そんな思いをよりたくさんの人に伝えようと、コロナ禍になってからはキッチンカーでの営業にも力をいれていて、毎週日曜日は“移動cafe”としてイベントなどに出店しています。
「出店した場所でお店のことを知ってもらえたり、知り合いの方が会いにきてくれたり、カフェではない出会いや再会もあって、楽しいんですよ!」
料理の見た目や味はもちろん、お店の素敵な雰囲気や柴田さんの人柄にも心がときめくatelier felizさん。日々の疲れを癒しに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
※「atelier feliz」さんは、本巣市の「広報もとす」のさかだちブックスの連載コラムでも、2022年6月号でご紹介しています。
atelier feliz(アトリエフェリス)
住所:本巣市仏生寺423-2
営業時間:11:00〜16:00(LO15:00)
定休日:木曜、日曜定休 ※日曜は移動cafe出店
Intagram:@atelierfeliz
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