【各務原市】5/18〜26「浅野孝之陶芸展 積み器」開催!
2024年5月18日(土)〜26日(日)に、各務原市の国指定重要有形民俗文化財「村国座」で「浅野孝之陶芸展 積み器」が開催されます!
古くから「暮らしの道具」として、丈夫であることや端正であることなど、実用性が求められてきた陶器などの工芸品。そんな陶器の割れや欠けなど、一般的には“失敗”とよばれる反応を「作品の表情」と捉えなおしたとき、どのような可能性が見いだされるのでしょうか。
「浅野孝之陶芸展 積み器」では、陶芸家の浅野孝之さんによる、「暮らしの道具」ではなくアーティストの表現手法として存在する陶芸作品が展示されます!
岐阜市に生まれ、関西での活動を経て、現在は各務原市で陶芸教室「ちゃわんむし」を営みながら制作活動を行う浅野さん。
多様な素材や技法による制作に挑戦した20代を経て、現在はあらためて、粘土が持つ柔軟な表現力や、燃焼や乾燥による想定外の変化といった陶土の魅力に向き合っています。
今回の企画展では、そんな浅野さんが日々の暮らしの中から着想を得て制作した約20点の作品が並びます。陶の重さを感じさせない柔らかで軽やかな作品たちは、きっと、陶器をより自由に、豊かに、捉える扉を開いてくれることでしょう!
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さらに会期中には関連イベントも開催されます!
◆TALK EVENT 浅野孝之さんによる作品解説会
浅野さんが陶芸を始めたきっかけや制作のプロセスなど、企画展をさらに楽しめるお話をご本人から直接聞くことができます。
日時:5月18日(土)午後2時~
場所:村国座(予約不要、参加無料)
◆WORKSHOP 混沌と秩序を楽しむワークショップ『卓上の景観』
会場内にある誰でも触れる”フリー粘土”で自由に作った造形物を、ひとつの机の上に好きなように配置していきます。規則正しく並ぶモノもあれば、突拍子もない物体が現れることもあるでしょう。
会期が進むにつれて「卓上の景観」はどのように変化するのか?混沌と秩序によって生まれる風景をお楽しみに!
参加方法:会期中は誰でも自由に体験できます(予約不要、参加無料)
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140年の歴史がある地歌舞伎小屋「村国座」の空間に展示される、浅野さんのおだやかでユーモラスな作品を、ぜひじっくり鑑賞に出かけてみてくださいね。
(「浅野孝之陶芸展 積み器」のフライヤーのデザインは、さかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが担当させていただきました。)
浅野孝之陶芸展 積み器
開催日時:2024年5月18日(土)~26日(日) ※浅野さんは18日(土)、26日(日)の2日間在廊します
休館日:なし
開館時間:11:00〜16:00
会場:国指定重要有形民俗文化財 村国座(各務原市各務おがせ町3-46-1 村国神社境内)
※車で来場される方は村国座駐車場(無料)を目的地に設定してください。
観覧料:無料
主催:公益財団法人かかみがはら未来文化財団
共催:各務原市
後援:各務原市教育委員会
お問い合わせ:TEL.058-372-7231(公益財団法人かかみがはら未来文化財団)
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