【岐阜市】11/11〜17「岐阜ちょうちんライトアップ あかりのいえ」川原町で開催!

古くは川湊(みなと)として栄え、今なお趣のある木造町家が立ち並ぶ長良川左岸の「川原町」エリア。

散策スポットとしても人気が高いこの川原町にあり、1817年創業の紙卸問屋として使われていた伝統的な町家「松井邸」で、2021年11月11日(木)~17日(水)に岐阜提灯の展示会「岐阜ちょうちんライトアップ あかりのいえ」が開催されます。

主催は岐阜提灯協同組合( 会長/ (株)オゼキ尾関守弘氏)。

岐阜の提灯屋9社から集められた岐阜の工芸品「岐阜ちょうちん」が、築100年以上の町家を彩ります。全国各地の個性豊かな盆提灯や、現代の洗練されたインテリア提灯などが勢ぞろい。きっと「これがすべて岐阜で作られているの?」と驚くはず!

ここで、今回のイベントのさまざまな楽しみ方をご紹介!

▷明るい時間に会場を訪れる

岐阜ちょうちんを代表する「大内行燈(写真左)」や「御所提灯(写真右)」は、明るい時間には和紙や絹の温かみ、絵柄の繊細さを感じ取ることができます。

おもに七夕などで使われる「変形提灯」は、現在では作る技術を持つ職人が少なくなった貴重な提灯。形や色づかいなど、その細部にまで技が光る提灯をゆっくりと眺めることができます。

▷あかりを灯して見る

同じ提灯でも、あかりを灯すと表情が変わります。描かれた絵が優しいあかりに浮かび上がる様子を楽しむのも、今回の展示ならではの面白さ。

また、日が暮れてからの提灯の優しいあかりは、光と影を愛する日本ならではの文化を思い出させてくれます。

▷伝統工芸士の技を知る

イベントの会期中は日替わりで、伝統工芸士による摺(す)り込みや張り、絵付けの実演が行なわれる予定です。

《実演スケジュール》
11月11日 摺込師 稲見繁武(オゼキ)、張師 松本秀代(オゼキ)
11月12日 張師 松本秀代(オゼキ)
11月13日 絵師 加藤淳一(オゼキ)
11月14日 摺込師 稲見繁武(オゼキ)
11月15日 張師 池田裕子(浅野商店)
11月16日 絵師 猪原崇光(オゼキ)
11月17日 張師 水谷真依(浅野商店)

また、展示イベントに合わせて、明治時代に岐阜提灯を再興した勅使河原(てしがわら)直次郎の提灯を復刻!さらに、この展示会を企画した女性たちが考えた「私がほしい岐阜ちょうちん」も展示されます。

会場となる松井邸は岐阜市の都市景観重要建築物にも指定されている建物。歴史のある町家を彩る「岐阜ちょうちん」に和むひとときを過ごしてみてはいかが?


岐阜ちょうちんライトアップ あかりのいえ

開催日時:2021年11月11日(木)〜17日(水)15:30~19:00(入場は閉館の30分前まで)

会場:松井邸(岐阜市玉井町6)

観覧料:無料

WEBサイト:https://www.gifu-chochin.or.jp/info2021/

Instaram:@inorinoakari

主催:岐阜提灯協同組合

問い合わせ:NPO法人ORGAN TEL:058-269-3858 MAIL:info@onpaku.asia

予約:下記のボタンから予約WEBサイト(Peatix)にて予約してください
※予約の方が優先入場となりますが、当日入場も可能です(混雑緩和のため、滞在時間や入場者数の制限あり)

2021年11月08日作成
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