【岐阜】こよみのよぶね2016/第62回小さなクラフト展
12月21日の冬至の日に1月から12月の数字とその年の干支を象った大きな行灯を長良川に浮かべ、一年を振り返るお祭り『こよみのよぶね』。
第11回目を迎える今回も、さかだちブックスはやながせ倉庫チームの制作をお手伝いしてきました。
昨年は柳ケ瀬あい愛ステーションで制作しましたが、今回はなんと、12月3日に開催された「小さなクラフト展」で制作することに。
一般の方も参加OK!とのことですが、果たしてどれくらいの人が集まるのでしょうか。
“暑い8月”と“寒い2月”以外の偶数月の第1土曜日に八幡神社で開催される、『小さなクラフト展』。
“一生懸命頑張らない”がポリシーの、ゆる〜い雰囲気が心地よいイベントです。
62回目となる今回も、大勢の人で賑わっています。
これだけの人がいるなら「こよみのよぶね」の制作もスムーズに進みそうです!
お店が出店されている場所から少し離れたところに、シートの上で竹を丸めて輪っかを作っている上田さんを発見。
「小さなクラフト展」の主催者であり、「やながせ倉庫」のオーナーであり、今回の「こよみのよぶね」やながせ倉庫チームのリーダーです。
臼井「お疲れ様です!」
上田さん「お〜、おつかれ〜」
臼井「人、どれくらい集まってます?」
上田さん「…ん?俺と臼井さんだけやで」
えっ!?笑
人がいないからといってへこたれている場合ではありません。
上田さんと2人で早速作業に取り掛かります。
ちなみに、今回やながせ倉庫チームが作る数字は「3」。
こちらが上田さん曰く、緻密な計算に基づいて作られた設計図らしいです。
黙々と2人で作業を進め、最初は手こずっていた竹を針金で留める作業もいつの間にかスムーズにできるように…。
2人だけで大丈夫かな…と不安に思っていましたが、予想外に順調なスピードで作業は進みました。
途中からは小さなクラフト展の運営メンバー “大吉園芸” のヨシローさんと上田さんの奥さんも加わり、制作メンバーは4人に。
骨組みを組み立てるのに夢中になりすぎて、上田さんが行灯の骨組みの中に閉じ込められるハプニングもありつつ、
作業は順調に進んでいきます。
するとそこへ、今年のこよみのよぶねのリーダー 住さんが登場!
作業もしつつ、小さなクラフト展で行われていたライブの音楽にも拍手を送りつつ、テキパキと指示をしてまとめていく住さん。
やっぱりリーダーが助っ人に来てくれると安心感が違います。
住さんが増えて5人で作業をしていると、「お手伝いに来ました!」という2人の女性が!
なんと、やながせ倉庫に貼ってあった張り紙を見て「やりたい!」と思って参加してくださったんだとか。告知してみるものですね!
…なんて思っていると、次はスワンアロマテラピーの田嶋さんが息子さんと一緒に来てくれました!
あれよあれよという間にメンバーが増え、気付けば8人に!
黙々と作業をするのもいいけど、やっぱりみんなで作業するのが一番楽しいですね。
骨組みが完成したので、次に和紙を貼っていきます。
ほ、本当に初めてなのか…?と思うほど、女性2人の手際が良くてビックリ。
和紙が貼られたあとは、色紙で飾り付け。さて、どんな感じになるのかな?
ジャーン!!
和紙がまだ貼りきれていないところがありますが、骨組みは2つとも完成しました!
さきほど色紙を貼ってくれていた部分。
大人になると、ついつい「色のバランスが…」とか「配置のバランスが…」とか考えてしまうものですが、子どもの自由な発想で作られる形というのは良いですね。
小さなクラフト展の終わる時間とともに、こよみのよぶねの制作も終了です。
まだまだ完成というわけにはいきませんので、ここから先はまた今度。
1年で一番夜が長い“冬至”の日に開催される「こよみのよぶね」。
夕暮れから夜にかけて明かりの灯された行灯が、長良川をゆっくりと時間をかけて流れていきます。
そんな幻想的な風景を眺めながら、私たちと一緒に今年一年の振り返りをしてみませんか?
今年の開催は、12月21日(水)の夕方16時から21時頃迄です。
鵜飼観覧船乗り場付近やプロムナードにて、お待ちしております。
こよみのよぶね2016
冬至の日に、長良川に浮かぶ“月”を表す1〜12までの数字と干支の行灯を見ながら、1年をふりかえるイベント。
当日までの間に、制作ワークショップを開催するチームもあり、どなたでもお気軽に参加できます。
開催日:2016年12月21日(水)
開催場所:長良川鵜飼乗船所から鵜飼ミュージアム辺りの長良川
開催時間:16時〜21時頃(点灯時間は16時〜20時頃)
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