【愛知】覚王山アパート
6月のこと。愛知県千種区にある“覚王山商店街”へ行ってきました。
メンバーは、やながせ倉庫の上田さん、さなちゃん、そしてやながせ倉庫団地・F棟301号室「しずく屋」の笠原さんです。
目的地は、覚王山にあるお寺「日泰寺」の参道から1本西側にある、「覚王山アパート」に行ってきました。
「覚王山アパート」とは、ものづくりの作家さんたちが集まり、
お店兼工房として運営してみえたり、カフェ、ギャラリーもあります。
やながせ倉庫の先輩です。
覚王山“アパート”という名前だけあって、ちょっとレトロなアパートに入っていくような感覚になります。
覚王山ギャラリーsoboさん。
「覚王山アパート」が出来た頃から関わられている方だそうです。
覚王山アパートはやながせ倉庫と違って、管理人はみえず、アパートの入居者全員で物事を決めているそうです。
こちらのギャラリーsoboさんのお店は4畳半のスペースでギャラリーを運営されていて、1日からでも借りられるそうです。
伺ったこの日は、「ぐるぐるマーケット」というイベントが開催されていました。
このぐるぐるマーケットは、福島の子たちがリフレッシュをするためのキャンプを開催する資金として、
覚王山アパートの方の商品のデッドストックや協賛商品を並べ、
販売した金額の100%を資金にするという一般社団法人aichikaraさんの試みだそうです。
7月14日〜18日にはふたりのワンピース展というイベントで使われるなど、
ギャラリーsoboさんのスペース、面白いです。
写真の真ん中の方はGo worksさん。
ガラスの素敵なアクセサリーを制作されています。
ここの部屋は、“sign”というショップ。
「Sablier」さん、「Iwashikujira」さん、「Go works」さん、「Niwatoriya」さんの作品がならんでおり、
頭文字をとって“sign”なんだとか!
それから、Go worksさんが覚王山アパートの他のお店を一緒にまわりながら案内をしてくださいました。
こちらは、同じくガラスアクセサリー工房の「branco」さん。白い壁と床で統一されていて、ここまた素敵です。
きのこうぼうHAROREさん。店内はきのこだらけ!!
覚王山アパートはそれぞれのお店を間仕切りで区切っているため、同じ空間なんですが、
それぞれが違った個性的な空間を作っているので、ついお店に入りたくなります。
壁には覚王山のマップや、お祭り、イベントの情報など、手書きのフライヤーが沢山ありました。
それらは、「shoboii*」さんが手書きで書かれているそう。
shoboii(しょぼいい)とは「しょぼいけど、なんかいい。」をコンセプトにしたイラストを描いたり、
ものづくりをされたりしている方で、同じく覚王山アパートにお店も持ってみえます。
“覚王山アパート”と“やながせ倉庫”、
同じように一つの古い建物を改装して、沢山の人がお店やアトリエとして入居されていたり、
商店街の面白いイベントに積極的に参加していたりと、共通点が多く、話もはずみます。
今後、やながせ倉庫と覚王山アパートで一緒に何かできたらいいな!ということになったので、
また動きがあったらお知らせします。
覚王山アパートを出て、覚王山商店街へ。
昔ながらのお店と新しいお店が良いバランスで成り立っていて、とても面白い街でした。
歩いていると、ふわっと漂ってきた良い香りにつられ、醤油味の団子と、ところてんを食べました。
(写真撮るのは忘れました。笑)
覚王山を訪れる際は、ぜひ街や覚王山アパートを堪能してみてください。
住所:愛知県名古屋市千種区山門町1-13 覚王山アパート
営業時間:10時〜18時
定休日:火曜・水曜(祝日・21日は営業。夏期休業や年末年始休業あり。)
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