【岐阜・瑞浪】世界一のこま犬/岐阜観光名所
観光地になるような場所には人を集める特徴的なものがあります。
古い歴史があったり、不思議な由来があったり、見た目が美しかったりするものは人を集めますが、大きいもの、数が多いものも人を集めます。
その中で今回は岐阜県にある大きいものを紹介したいと思います。
平成元年に世界一のこま犬を作る会によって製作された「世界一のこま犬」です。
瑞浪市の八王子神社の脇に設置されています。
写真からでは分かりにくいかと思われますが高さは3メートル以上あります。
しかも美濃焼だそうで、ちゃんと窯で焼かれて作られたようです。
何かを大きく作る場合、歴史を振り返れば
時の為政者が大きく作ることで自らの指導力や財力を自国にも他国にもアピールしたり、
宗教家が多くの人々を救う姿勢を分かりやすく伝えるために大きく作ることがあります。これはそのどちらでもありません。
大きく作るために作られたのです。
製作者が世界一のこま犬を作る会という名前であることから分かりますが
こま犬を横から見ても一目で分かります。
背筋が伸びているのです。
こま犬というともっと丸味を帯びていたような気がします。
犬というよりもどちらかといえば猫のような柔らかさがあったような印象を
こま犬に対して抱いていたのですが、
このこま犬はやはり世界一を目指すとあって一味違っています。
私達が身長を測る時と同じように1ミリでも大きくするためにピンとしているのです。
ほぼ垂直です。
ギネスにも世界一のこま犬として認定されているようですが測られた時はさらにピンとしていたかもしれません。
想像するとかわいらしいです。
八王子神社には世界一のこま犬以外にも地元の子供たちが作ったこま犬がたくさん飾られていました。
大きいもの、数が多いものという観光地の特徴を二つも持っていました。
神社自体は私の地元にもあるようなつくりでしたが
守られっぷりは比較にならないでしょう。
こま犬だらけですから神様も安心して過ごせていると思います。
何といっても世界一がいますしセキュリティは万全です。
でも、もしかすると101匹ワンちゃんのような騒々しさで落ち着いていられないかもしれません。
ちなみに鳥居前のこま犬の背筋も伸びていました。
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