【岐阜】丸重製紙企業組合/工藝の伝承と保存②
前回、岐阜市歴史博物館におじゃましてからちょうど一ヶ月。
美濃市にある「丸重製紙」さんへ工場見学に行ってきました。
今回一緒に工場見学をさせていただいたメンバーは、
発起人の秋場さんと、個人でデザイン事務所をされている稲波さんと野口さんです。
オレンジ色のパーカーと帽子は工場の方が全員着用しているユニホーム。
工場のブランディングにも力を入れていらっしゃいました。
ロール状に漉き上がった和紙を、こちらのカマのような刃物で断裁していくのだそう。
聞くとやはり製造は刃物の町、関市でした。
断裁して積み上げたら完成です。
工場見学をアテンドしてくださったのは、丸重製紙の辻さん。
お兄さんと一緒に美濃和紙の新しい技術を開発。
もともと透かしの和紙を製造されていた丸重さんですが、
試行錯誤によって今までよりさらに綺麗に複雑なデザインをラインにのせられるようになったのだそう。
美濃和紙は2014年にユネスコ無形文化遺産に登録されて、さらに注目されている会社です!
毎月、定期工場見学会も開催されています。興味がある方は、ぜひ行ってみてください。
丸重製紙企業組合
〒501-3784 岐阜県美濃市御手洗464
第46回【丸重製紙】定期工場見学会
2016年1月29日 13時〜14時
facebook:https://www.facebook.com/events/430669910466042/
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2016年01月09日作成
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