【岐阜市】達目洞/岐阜観光名所
達目洞(だちぼくぼら)と読むこの場所は岐阜市の東、金華山の東山麓に位置します。
ここには絶滅危惧種に指定されている植物、ヒメコウホネが咲いています。
コウホネ属に属する花で河川など水のある所に花を咲かせるスイレン科の水生植物です。
と調べて書いてみましたが見た方が早いと思われるので写真を掲載します。
梅雨の雨で川の水量が増していたため花の先しか見えませんでしたが
とてもかわいらしい黄色い花を咲かせていました。
しかし、ヒメコウホネの画像を検索してみると、花も魅力的ではあるのですが
花を支えるには少々太い茎も含めて見た方がなお良いでしょう。
プラスチックでできているみたいです。
褒めているように聞こえないかもしれませんが見れば納得してもらえると思います。
私の写真では分かりにくいのでお手数ですがヒメコウホネで画像検索してみてください。
ヒメコウホネが貴重であるため、達目洞は岐阜市の条例により自然環境保全地区に指定され保護されています。
保護されてはいるのですが、ヒメコウホネを見学できるように木道が整備されています。
冒頭からヒメコウホネと何度も書いていますが花の名前を書いているような気がしません。
私自身、達目洞を知ってからヒメコウホネという花を知りました。
なんでしょうか、この花の名前と思えないような響きは。
北欧の映画監督のような名前ともいえますし、
キタサンブラックが優勝したレースで7着だった馬の名前だと教えられても
信じてしまうのではないでしょうか。
ヒメコウホネは漢字で姫河骨と書きます。
こうなると三国志で悲運の死を遂げた女性の名前でも、
鑑定番組で高額が付いたシュッとしている花器の名前と教えられても
信じてしまうような気がします。
植物に詳しくなければ名前だけでは姿かたちを想像できないでしょう。
今の季節、達目洞は自然観察にはもってこいの場所のようです。
珍しいトンボやホタルがいるらしいのですが見つけられませんでした。
見ていてもそれが珍しいやつだと気づいていないだけかもしれません。
こういう時に知識があるとより楽しめるのでしょう。
自然に詳しい人と一緒に訪れることをおすすめします。
最後に周辺を散策していいなと思った風景を載せたいと思います。
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