【岐阜】舞妓さんちのかき氷(cafe&bar池戸)
毎年夏季限定、大人気の「舞妓さんちのかき氷」。
今年は川原町の築140年以上の古民家を改装したカフェ「池戸」さんで楽しむことができます。
古い町並みの残る川原町は観光スポットとしても人気で、風情ある建物が軒を連ねます。
店内はうなぎの寝床のように奥に長く、趣ある雰囲気です。
民家だった建物を2年前に改装し、カフェとして新たにスタートしました。
「舞妓さんちのかき氷」という名の通り、運がよければ舞妓さんがに会うことができます!
この日は舞妓さんはいらっしゃいませんでしたが、幇間の辰次さんが出迎えてくださいました。
幇間(ほうかん)とは男性の芸者さんのことで、全国に数人しかいない貴重な存在。
そんな辰次さんにお会いできるのもここの魅力のひとつです!
薄茶みるく(800円)
辰次さんが巧みにシロップをかけて仕上げてくださったかき氷は、抹茶の緑とみるくの白のコントラストが美しい一品。
茶道用の抹茶を使ったシロップは「薄茶」といいながらも、濃厚で深みがありました。
抹茶とミルクがだんだんと溶け合い淡い緑になっていく様子もまた美しく、味の変化も楽しめるかき氷です。
氷がふわふわなので、崩さずにシロップをかけることができるんです。と辰次さんが教えてくださいました。
黒蜜きなこ(800円)
かき氷にきなこ?!とびっくりしましたが、黒蜜ときなこ、氷の相性の良さに再びびっくり!
きなこは国産大豆を使って香ばしく煎った京きなこを使っています。
途中でかけられるように、追加の黒蜜もついているのが嬉しいです。
パッションフルーツみるく(800円)
運ばれてきた途端ふわっと爽やかな香りが漂います。
プチプチとした食感がおもしろく、さっぱりとした一品です。
フルーツ系は時期によってかわるそうなので、その時々で楽しめます!
自家製の塩昆布は箸休めにちょうどいい塩加減で、合間合間につまみながら氷を食べ進めるのがおすすめです。
そして、かき氷と合わせて名物になっているのが、京都一保堂の「いり番茶」。
今までに味わったことがないほど香りが強い番茶で、氷でひんやりとした体に染み渡ります。
池戸さんのお父さんが、建物の奥にある蔵に案内してくださいました。
蔵のなかも客席になっていて、食事を楽しむことができます。
お父さんはこの家で生まれ育ち、新しい価値を作っていこうということでカフェを営み始めました。
子供の頃はお仕置きでこの蔵に閉じ込められたこともあるとか……!
にこやかでとても気さくなお父さん。
贅沢なかき氷だでなく池戸さんご一家の人柄もここが愛される所以です。
休日は特に混み合いますが、ぜひたくさんの方に足を運んでいただきたいお店です!
舞妓さんちのかき氷
住所:岐阜県岐阜市 玉井町36-1(cafe&bar 池戸)
営業時間:13時〜19時
定休日:第2・第4火曜
※8/5岐阜新聞花火大会、8/19地酒祭は臨時休業
※2017年は9月10日まで
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