【岐阜】工藝の伝承と保存 おわり
昨年12月から取材してきた「工藝の伝承と保存」が終盤をむかえ、
「紋白帳」という冊子ができあがりました。
「紋白帳」は、発起人の秋場さんがデザイン。
B2版を八つ折りにしたもので、金、銀を使った贅沢なつくりになっています。
広げるとポスターにもなります。
これまでの取材では、世界無形文化遺産の「美濃和紙」を使った伝統工芸品で使用された
伝統的な文様(図案)を記録として残すことを目的に調査・発掘をしてきました。
時代背景と照らし合わせながら文様を追いかけ、
今回のこの冊子では、「明治」に焦点を当ててまとめてあります。
小さく「第1編」と記載してあるように、他の時代も調査を進め、この冊子は続いていく予定です。
冊子内の写真は岐阜提灯の文様。
今では珍しい、大胆な構図となっています。
明治の工芸品は輸出向けにつくられていたことがその要因なんだとか。
詳しい内容は、ぜひ実際にお手にとって読んでみてください。
現在、こちらの冊子はアラスカ文具店とmiraiに置いてあります。
住所:岐阜市神田町6-16-2
営業時間:13:00〜19:00
定休日:水曜日
住所:岐阜県岐阜市美殿町17 まちでつくるビル 1F
営業時間:13:30~24:00
定休日:日曜日
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2016年03月20日作成
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