【岐阜市】ぎふ長良川の鵜飼/鵜飼観覧でリトルの新入社員歓迎会を開催しました!

さかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターは、今年も新しいメンバーが入社しました!岐阜県外の出身者も増えてきたので、岐阜の文化で新しいメンバーを歓迎しようと「ぎふ長良川の鵜飼」に行ってきました。

朝から1日晴天で絶好の鵜飼日和となったこの日、いつもはそれぞれ各務原本社、ギフツショップ、岐阜トーキョーに出勤しているメンバーが少し早く仕事を切り上げて、岐阜市の川原町にある鵜飼観覧船乗り場に大集合!

鵜飼船に乗るのが初めてのメンバーも多く、みんな浮き足だっていました。

ぎふ長良川の鵜飼は毎年5月11日~10月15日の約半年間の間、悪天候による増水時と鵜飼休み(2023年は9月28日)を除いて毎晩行われています。

鵜飼が行われるのはおおよそ19時45分ごろから。観覧船は17時30分から19時15分の間に出船し、鵜飼が始まるまでの間は河原に係留した船の上で、夕方から夜にかけて刻一刻と変わる景色を眺めながら、お弁当やお酒を楽しみながら過ごします。

今回は30人乗りの観覧船を貸し切っての歓迎会です!

案内していただいたのは「迎鳳丸(げいほうまる)」。かつて、現在の上皇御一家(当時の皇太子御一家)も乗船されたのだとか。

もちろん少人数で乗船することも可能で、その場合は乗合船(大人3,200円〜/小人1,800円)になります。詳しくはぎふ長良川鵜飼のホームページでチェックしてくださいね。

迎鳳丸は19時15分に出船。30分後の鵜飼の開始まであまり時間がないので、ひとまずお茶で「乾杯ー」!

観覧船には食事は付いていないため、お弁当や飲み物は持ち込みとなります。

お弁当は岐阜市のベビーダさんにお願いしました。

このほかにもさまざまな創作弁当があり、インターネットから注文することもできるので手軽な上、とってもおいしかったので、鵜飼観覧のお供におすすめです!(注文サイトはこちら

長良川に浮かんだ船の上で、間近に金華山と岐阜城を臨み、おいしいお食事と岐阜の日本酒を嗜む贅沢なひととき。まだ鵜飼は始まっていませんが、一同大興奮です(笑)。

とここで、新入社員歓迎会らしく、今尾社長から会社のこれからについて一言。その後、新しいメンバーの自己紹介があり、そうこうしているうちに鵜飼が始まる時間が迫ってきました!

鵜飼の始まりを知らせる花火が上がり、いよいよ篝火(かがりび)を灯した鵜舟の登場です。

最初に、観覧船が1隻の鵜飼舟と並行して川を下ります。これを「狩り下り」と呼び、鵜匠さんは手縄で繋がれた鵜を「ほうほう」と独特な掛け声で励ましながら、鮎を捕らえさせます。

よく聞いていると掛け声のほかにも、まるで人間に話しかけるかのように声を掛けてコミュニケーションを取り、阿吽の呼吸で漁をしているのがわかります。

鵜が鮎を捕らえると、鵜匠さんが手早く手縄を引いて鵜を引き寄せ、鵜の首元を掴んで、捕えた鮎を吐き出させるようにして獲ります。鵜匠さんは1人で6本もの手縄を操るため、縄が絡まってしまうことも。それを素早くほどき、次々と鮎を捕えさせる様子は圧巻です!

船員さんの解説によると、働きものの鵜は100匹近くの鮎を捕えますが、新入りの鵜だとわずか5匹ほどしか獲れないのだそう。一人前の鵜になるには2年ほどはかかるといいます。ベテランの鵜と新入りの鵜でうまくチームを組むことで鵜を育てているんですね。

続いて、鵜飼のクライマックスである「総がらみ」。6隻の鵜飼舟が横一列並び、魚を浅瀬に追いやって捕らえるという漁法です。

鵜船が全部で6隻なのは、長良川鵜飼の鵜匠さんが6名であるため。鵜匠さんは宮内庁式部職で、全国では9名しかいない貴重な存在。そのうち6名がこのぎふ長良川の鵜飼で、3名が関市の小瀬鵜飼で活躍されています。

水面に篝火が映り、ぼんやりと鵜舟のシルエットが闇夜に浮かび上がる景色はなんとも幻想的でした。ぎふ長良川の鵜飼は10月15日まで続きます。みなさんも鵜飼観覧船に乗って、岐阜が誇る伝統文化をぜひ間近で感じてくださいね!


ぎふ長良川の鵜飼

住所:岐阜市湊町1-2(岐阜市鵜飼観覧船事務所)

TEL:058-262-0104

WEBサイト:https://www.ukai-gifucity.jp/ukai/

2023年05月18日作成
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