【岐阜市】ツバメヤ 柳ヶ瀬本店/移転リニューアル
2010年に柳ケ瀬商店街にオープンした和菓子屋「ツバメヤ」さん。
「大地のどらやき」を筆頭に、わらび餅や一口羊羹など、素材を大切にした数々のお菓子を生み出し、岐阜のみならず、全国にファンをもつお店です。
そのツバメヤさんが、2020年8月1日に同じ柳ケ瀬の神田町通り沿いに移転リニューアルオープンされるということで、プレオープンにご招待いただきました!
移転先は「柳ケ瀬」のバス停の目の前。これまでの「ロイヤルビル」にあった店舗から徒歩すぐの場所ですが、路面店ならではの風格があって、とっても素敵なお店にグレードアップしています!
「10年前に小さなお店としてはじまったツバメヤですが、お客様とスタッフに支えられて成長することができ、ついに念願だった柳ケ瀬のバス停前という場所に移転オープンすることができました」とオーナーの岡田さや加さん。「これからも柳ケ瀬に感謝と恩返しの気持ちをもって、美味しくて安心なお菓子をたくさんの方に届けたいと思います」。
そして、ビルの二階を見上げると…なんと、ツバメヤの創業からずっと商品開発に携わってきた和菓子職人のまっちんさんが…
マスク越しに投げキッスを送ってくれました!
普段はとてもシャイであまり表に出ないまっちんさんのレア映像です(笑)
受付をしてから、店内を見学。すっきりと落ち着いた和モダンの内装。窓や厨房入り口の枠が少し丸くなっているのがかわいいですね。
ツバメヤといえばこれ、という看板商品の「ツバメわらび」をはじめ、大地のどらやき、もちもちどらやき、草餅、おこわ、マドレーヌ、一口サイズの羊羹などが並んでいます。
ちなみにこちらの「ツバメようかん」はあんこ、おいものほかに、珍しいカカオ味もあるんですよ。どれもあっさりと甘すぎず、素材の味がしっかりと感じられて、ミニサイズなので一本ぺろりと食べられます。
棚には「大地のかりんとう」や「ツバメサブレ」など、大地のおやつシリーズもずらり。ちょっとおやつを一つ買うのにも、箱詰めにして贈り物や手みやげにするのにもぴったりですね。
お店の北側にある窓では、ツバメヤもなかアイスが買えます!(ついにお待ちかねのもなかアイスの復活です!)
もなかの皮は飛騨高山産もち米100%。バニラ、あずき、抹茶などの無添加アイスをはさんだもなかアイスは、暑い夏にはたまりません!
そのお隣の小窓からは、どらやきの皮を焼く様子が見られます。銅板の上でこんがりと焼けていく生地…。つい、じっと眺めてしまいます。
この日は特別に、お店が入っているビルの2階にも案内していただきました!
窓からの光が差し込み、広々として開放的な空間です。ここはおもに商品開発のためのキッチンアトリエや打ち合わせスペースとして使われる予定だそう。
ちなみにこの建物の3階、4階は倉庫になっていて、これまでは商店街のあちこちに分散していた製造工程がこのビルに集約されることで、効率よく製造でき、作れる量も大幅に増えるとのこと。
中央のテーブルで、まっちんさんから直接手渡ししていただいたのは、できたてのどらやき!
林さんも今泉さんも、満面の笑みを浮かべて、早速、いただきまーす!
石臼挽き小麦全粒粉で作った生地と、特別栽培小豆と粗糖で炊いたあん。ふっくら、ふわりとして香ばしい皮と、上品な甘さが広がるあんのこの上ないマリアージュ。いくつでも食べられそうなほど、美味しい…!
そして、おみやげにいただいたのが、「ツバメようかん」と柳ヶ瀬本店の「ツバメわらび」、大名古屋ビルヂング店の「黄金わらび」。
実は2つの店舗で販売しているわらび餅は、きな粉も中のわらび餅の味もまったく違うんです!一度に食べ比べができるなんて、贅沢…。
実はこの日、10年前にはじまったこちらの「ツバメヤ」さんは移転準備のため、最終営業日を迎えていました。
その朝、ツバメヤさんのフェイスブックには、こんな投稿が。
10年間の感謝と柳ケ瀬への恩返しを—。全員でお辞儀をする写真から、そんな気持ちがひしひしと伝わってきます。これからも、岐阜・柳ヶ瀬ではじまった「ツバメヤ」のお菓子がたくさんの人に愛されて、おいしい笑顔が広がっていくといいですね。
「ツバメヤ」の新店舗は、8月1日(土)オープンです。ぜひ、出かけてみてください!
ツバメヤ 柳ヶ瀬本店
住所:岐阜市神田町4-13
営業時間:9:00〜20:00
定休日:月曜
WEBサイト:http://tsubame-ya.jp/
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