【関市】セネガル料理「モスナーコ」
2025年3月に関市にオープンしたセネガル料理「モスナーコ」さんを訪れました。セネガル共和国はアフリカの西部に位置し、基本の主食はお米。西アフリカの食文化にフランスの影響が加わっているのが特徴だそうです。

お店を創業したジア・世久名さんは、関ビジネスプランコンテスト2024でファイナリストとして受賞されており、関市で母国の食文化を広げたいという思いのもと、お店をオープンされたとのこと。どんなセネガル料理がいただけるるのか気になります…!

今回は3種類のランチメニューをいただきました。
こちらは全てのランチについてくるサラダ。かかっているドレッシングが少しスパイシーで異国感があり、メイン料理へのわくわく感が高まります…!
チェブ・ジェン(サラダ付) 1,000円
まずは「チェブ・ジェン」。チェブ=魚、ジェン=お米、で “ 魚ごはん ” という意味合いのセネガルの家庭料理です。野菜や魚を煮込んだスープでお米を炊いたパエリアのような料理で、トマトソースで揚げた白身魚を崩して混ぜ込みながら食べるそうです。
もちっとしたお米には、魚などのスープの出汁が染み渡っていて、口いっぱいにその旨みが広がります!魚の身はふわふわで、炊きこみご飯ともよく合います。なんとこちらのチェブ・ジェンは、ユネスコの無形文化遺産にも登録されているとのこと…!
マフェライス(サラダ付) 1,200円
たっぷりの白米と一緒に表れたのは、赤みがかってドロっとしたスープ…!?これは「マフェライス」で、スパイシーでクリーミーなピーナッツとトマトのソースで作る、西アフリカで人気のピーナッツシチューなんだそう。
見た目的に辛いのかな…?と思いましたが、味わいはクリーミーでスパイスがほんのりと効いたカレーのよう!これまた食べたことのない味わいなのですが、白ごはんによく合います!つけ合わせのお肉はほろほろと柔らかくて美味しく、お米がどんどん進む一品でした。
クスクス(サラダ付) 1,000円
アフリカやシチリアが発祥の地といわれている「クスクス」もいただきました。クスクスは小麦粉を粒状に加工したもの。クスクスは野菜とレーズンが炊き込んであり、野菜や肉などを煮込んだスープをかけて食べるそう。
くたくたに煮込んだ玉ねぎがたっぷり入ったトマトベースのスープは、あっさりとしながらもコクがあります。少しパサパサとしたクスクスにかけていただくと、相性抜群!初めてのクスクスでしたが、ついついスプーンが進み、気づいた時にはお腹がいっぱいになっていました。

ベニエ 300円
存分にセネガル料理を堪能しましたが、せっかくなのでとデザートも注文。「ベニエ」という、練乳をかけたドーナツのような揚げ菓子は、キビとナツメグが練り込まれていて口の中に入れるとほんのりと香ります。ふわっふわの食感で軽く、いっぱいだったはずのお腹に簡単に入ってしまいました…!(笑)

ほかにも、ビーフサンドウィッチや、ハイビスカスの花を煮出したエキスを使用した「ビサップジュース」など、いろんなセネガル料理が楽しめる「モスナーコ」さん。料理に使う醤油や酢などの調味料は日本のものを使用しているため、日本人の口によく合う味になっているそうです。 興味がある方はぜひ、セネガル料理を堪能してみてくださいね!
セネガル料理 モスナーコ
住所:岐阜県関市肥田瀬820−1
営業時間:11 :30~15:00、17:00〜21:00
定休日:木曜
TEL:0575-30-8440
WEBサイト:https://mossnaako.jimdofree.com/
Instagram:@mossnaako
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