【西美濃】西美濃はっぴーぷりん
西美濃生まれの美味しいプリン「西美濃はっぴーぷりん」をご存知ですか?
“農家が作る、素材を生かしたプリン” がコンセプト。
西美濃の農家と加工や販売を営む事業者が手を組み、卵や牛乳はもちろん、ソースの素材、加工場所や容器の瓶の製造者まで、すべてが西美濃生まれのプリンなんです。
さかだち編集部は、大垣市内で農業を営む「土里夢ファーム」さんの農場やプリンの加工場を訪れ、「西美濃はっぴーぷりん」ができるまでのお話を伺ってきました。
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大垣市内にある土里夢ファームさんの農場は、OKB大垣共立銀行に命名権を購入してもらっているため、「OKB農場」と名付けられています。
代表取締役の野村末廣さんが、にこやかに迎えてくれました。
「『西美濃はっぴーぷりん』は、西美濃地域の農産物や産業を活用して、新しい産業を生み出す『西美濃地域新産業創出事業』にエントリーしたことから誕生した商品なんですよ。農業を営む農家として、“もっと西美濃地域の農産物を活用して、みんなをハッピーにしたい!” という想いから、プリンの商品化に取り組みました」。
プリンの製造は大垣市の公設地方卸売市場内にある加工場で行なっています。
ちなみに、プリンの材料は卵と牛乳、砂糖のみ。誰でも安心して食べられるよう、余分な添加物は加えないシンプルな作り方を大切にしています。
卵は大垣市外渕にある「松島飼料店」さんのさくらたまごを使用。松島飼料店さんは、大垣市上石津に養鶏場を持ち、開放鶏舎で餌にもこだわって飼育した鶏が生むコクのある卵が自慢です。
牛乳は揖斐郡池田町にある「棚橋牧場」さんのもの。棚橋牧場さんはオリジナルブランド「THE MILK SHOP」を展開していて、直営店やカフェの運営、イベントの出店、オンライン販売などを幅広く手がけています。
「私、プリンが大好きなんです」と話すのは、西美濃はっぴーぷりんの商品開発を手がけた山川敬恵(ゆきえ)さん。
「いろいろと配合を変えて試作を繰り返し、みんなが美味しいと言ってくれるプリンを目指しました。最終的には、どこか懐かしい昔ながらのちょっと硬いプリンで、脂肪性のクリームなども加えていないので、すごくすっきりとした味になりました」。
プリン液は一つずつ、手作業で軽量しながら瓶に流していきます。「食感の滑らかさを出すために、できるだけ泡ができないように気をつけています」。
プリンのガラス瓶も大垣市中曽根町にある「日本耐酸壜工業」で製造されたものです。あくまで、西美濃にこだわっているんですね。
こちらは加熱したプリンを急速冷却するブラストチラー。この機器を使うことで、加熱したプリンに菌が増えるのを防ぎながら、素早くプリンを冷却することができるので、安全性が高まります。
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西美濃はっぴーぷりんのもう一つの大きな特徴は、いろんな種類のソースがあること。
西濃のイチゴ農家の「いちご」や、大垣市のDIB農園さんの「梨」、揖斐郡池田町のOKB農場 Berry’s farm 池田さんの「ブルーベリー」、ほかにも揖斐茶や柿などのソースをプリンの上にかけて食べると、プレーンとはまた違った味わいが楽しめます!
特に人気の「いちご」は、口いっぱいにイチゴの香りと甘さ、程よい酸味が広がります。珍しい「梨」はシャリシャリとした食感も面白くて、プリンが新感覚のスイーツに変身!
しかも、ソースはお米が原料のライスジュレでとろみをつけているので、安心して食べられます。
▷西美濃はっぴーぷりんが買えるお店「OKB八百屋 本店」
「西美濃はっぴーぷりん」は、大垣市郭町のKixビル地下1階にある「OKB八百屋 本店」で購入することができます!
この「OKB八百屋 本店」には、西美濃地域で採れた野菜やフルーツをはじめ、ドライフーズや調味料、お惣菜やお弁当、福祉施設で作られたおやつなど、いろんなものが揃っています。
毎日の食卓に並ぶ食材の買い物にも、西美濃のおみやげ探しにもぴったりなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
OKB八百屋 本店
住所:大垣市郭町2-25 K i xビル地下1階
営業時間:11:00〜18:00
定休日:土曜、日曜、祝日
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