【多治見】KoyaCafe(古民家KoyaKoya)/岐阜ランチ
この日、多治見市である取材を終えるとすでに14時を過ぎていて、すっかりランチ難民になってしまった編集部。しかし、2021年4月にオープンしたユニークなカフェがあることを思い出し、早速伺ってみました!
明治初期から昭和初期にかけて建てられた商家や蔵が残る本町にあり、陶器屋さんやアンティークショップ、飲食店が立ち並ぶ「本町オリベストリート」にその建物はありました。
手前の黒い建物と奥の「サロンドマミー」と看板のある白い建物は、屋根を見るとわかりますが、実はつながっているんです!そして、この両方の建物をリノベーションしてカフェや雑貨店、サロン、アンティークショップなどが入った複合施設としてオープンしたのが「古民家KoyaKoya」さんです。
お腹を空かせた編集部は、とにかく建物内のカフェ「KoyaCafe」さんに一目散!無事にラストオーダーに間に合いました!
店内はリノリウムの床や壁の大きな鏡、天井まで、表に看板があった美容室「サロンドマミー」さんの内装がうまく残されています。ちなみにこちらの美容室は、最盛期にはお弟子さんを何人も抱えていらっしゃった大きな美容室だったのだとか。
さて、そんな「KoyaCafe」さんのメニューは、2種類のカレーとリゾット、お手頃なホットサンドやバーガー、スープもあります。ちなみに朝は、ドリンクにホットサンドかバーガーがつくモーニングも人気なのだそう。ホットサンドには、チョコやマシュマロ、ナッツが入ったデザート系から惣菜系まで7種類あり、韓国海苔とりめんとチーズが入ったちょっと変わった「磯スペシャル」というメニューも!
「今、すごくお腹が空いてるんですが…」「…じゃあ、たぶん、2つでも食べられると思いますよ(笑)」とスタッフの方に優しく勧めてもらって、「おっきなチキンフィレオ」バーガーとホットサンドの「アリーキャットスペシャル」を注文…!
バーガーはこぶし大くらいの大きさで、パンがふんわり。そこからはみ出るほど大きなチキンフィレオは、本当に噛むとザクッ、ザクッと音がするほど外がカリッと揚がっていて、もちろん中はしっとり。思わず無心で食べてしまう美味しさでした。
ホットサンドはザーサイチキンとチーズが入っていて、後味がどこか和風に。ザーサイがいい仕事をしています!
こちらは「彩りマサラカレー」。その名前の通り、ナスやパプリカ、エビの彩りが鮮やかです。一口目はそれほど辛くなく、むしろ甘みを感じるカレーですが、後からふわっとスパイスがききます。カレーの中にナッツが入っていて、その食感がいいアクセントになってとても美味しかったです。
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空腹が満たされた後は「古民家KoyaKoya」の中をぐるりと見てまわりました。
KoyaCafeの奥のスペースには焼き菓子の「Congarico」さん。ロゴに使われているキリンを再現したというクッキーもありました!建物内のセントラルキッチン(レンタル可)で焼いているのだそう!
1階の建物入り口にある「四月商店」というイベントスペースでは、可愛らしいお皿やお椀などの陶器を販売中。
1階奥にある「Feuille」さんには、地元で作られた陶器やタイルを使ったアクセサリーや箸置きをはじめ、洋服や雑貨も充実。
階段を上がって2階へ。
こちらにも美濃焼がそろう「KUMO」さんや「Table Gallery 」さんなどのお手頃な日用食器がずらり。いろいろ見ているとつい欲しくなってしまいます!
そして、一宮市にお店を構えるアンティークショップの姉妹店として、この建物の2階にオープンしているのが「あんちーく Shop KIDAN」さん。
昭和の戦前に使われていたものや80年代のものなど、日本で作られたレトロポップな雑貨がぎゅっと詰め込まれた空間は、まるでその時代にタイムスリップしたかのよう!一つ一つじっくり見ていると時間を忘れてしまいます。
130年以上も昔の明治20年に建てられた歴史のある広々とした古民家を改装した「古民家KoyaKoya」さん。ご紹介したお店のほかに、サンドブラストガラス工房やペット服のお店なども入っていますので、ぜひゆっくり訪れてみてくださいね!
KoyaCafe(古民家KoyaKoya)
住所:多治見市本町6-60 古民家KoyaKoya 1F
営業時間:9:00~15:00(土日祝は〜16:00)
定休日:水曜・第2火曜(祝日の場合は営業)
TEL:0572-56-5858
Instagram:@koyakoya_5858
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