【各務原】各務原市役所新庁舎オープン&キッズスペース誕生

2021年9月21日に各務原市役所の新庁舎高層棟がオープンしました!

地上7階地下1階の立派な建物です!外観は各務原らしさを出すために、旧中山道の宿場町の連子格子(れんじこうし)をイメージしているのだそう。今後、低層棟や駐車場の工事が行われ、2023年3月に庁舎すべてが完成する予定です。

全体が完成するまでは、建物の東にある入り口を利用します。「各務原市役所」のロゴがユニークですね!航空機産業が盛んな各務原市らしく、館内のサインなどいろんな場所に小さな飛行機のマークが使われています。この市のロゴデザインや案内サインなどは、東京五輪のメダルデザイナーでもある川西純市氏がデザイン監修をされています。

そして、1階の「子育て応援課」まで進むと、窓口の向かいに市役所の中とは思えない可愛らしい空間を見つけました。

実はこちらは窓口を利用する親子(※)が自由に使うことができる「キッズスペース」なんです!もともと旧庁舎にもベビーベッドなどは設置されていましたが、窓口を利用される方は乳幼児のお子さんと一緒に来庁することが多かったため、新庁舎のオープンに合わせて、お子さんが安心して遊べるキッズスペースが作られることになったのだそう。

※こちらのキッズスペースは、小学校就学前のお子さんが対象です

それでは、このキッズスペースの特徴や遊べるおもちゃについて詳しくご紹介します!

まず中央にあるのが、木で作られた大きな飛行機!操縦桿を回すこともできて、子どもたちがパイロット気分を味わえます。

見上げると、飛行機のモビールが雲の中を飛んでいます。

こちらの壁では、玉をころころと転がして遊べます。実はこのおもちゃ、壁全体が磁石になっていて、色とりどりのレールを好きなように組み合わせて壁にくっつけて、自由にコースを作って遊ぶことができるんです!

ちなみにこの壁は各務原市の三井山の稜線を、もう一つの壁は伊木山を表していて、各務原市の景色が再現されているんですよ!

各務原市の特産品である人参の畑も発見!少し力を入れてスポッと引き抜く感覚が楽しくてつい癖になります。

そのほかにも、“木育”にぴったりの木でできたおもちゃがいろいろ用意されています!岐阜県で作られているおもちゃというのも素敵ですね。

お子さんが遊ぶ様子を眺めたり、書類を書いたりすることができるカウンター席が用意されているのも嬉しいポイントです。

木のぬくもりが感じられ、各務原市らしさが存分に盛り込まれたキッズスペース 。取材時にも小さなお子さんがお母さんに見守られながら夢中になって楽しそうに遊ぶ様子が見られ、ほっこりしました。

こちらのキッズスペースを制作した「ツバキラボ」さんが完成までの様子やこだわりのポイントを動画で紹介されていますので、興味のある方はぜひ、動画もご覧ください!

また、各務原市役所1階のエレベーターホールでは「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 愛称:空宙博(そらはく)」を紹介するパネル展示が行われています

空宙博に実機が展示されている低騒音STOL(短距離離着陸)実験機「飛鳥」の1/88サイズの模型や搭乗員の服装なども展示されています!

各務原市らしさが随所に感じられる新庁舎。利用される際はぜひ、キッズスペースや展示もお楽しみください。ちなみに各務原市役所から空宙博までは車で10分ほど。市役所での用事が終わった後に、お子さんと一緒に空宙博へ出かけてみるのもおすすめですよ!

(「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」の展示スペースは、さかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターがデザイン・制作を担当させていただきました。)


各務原市役所新庁舎

住所:各務原市那加桜町1-69

TEL:058-383-1111(代表)

※2022年12月(予定)まで市役所駐車場は利用できないため、駐車場は「市民公園東公共駐車場」(3時間まで無料・新庁舎まで徒歩7分・15分ごとにシャトルワゴン運行)をご利用ください

2021年10月15日作成
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