【求人図鑑】plus blue place(プラスブループレイス)

様々なお店や企業の求人情報をご紹介するさかだちブックスのオリジナルコンテンツ「さかだち求人図鑑」。

求人情報のご紹介と言っても、ただ会社情報や条件を掲載するのではありません。

さかだちブックスの杉田が、実際に企業に潜入!

職場体験を通して、職場の雰囲気や、仕事内容の実体験も含め、レポート形式で求人情報をご紹介します。


今回ご紹介する「plus blue place」さんは岐阜市薮田にアトリエを構える花屋さんです。

メインで手がけられているのは花や植物を活かした空間装飾。「花を通じて記憶に残る空間をつくりたい」という想いで、ウエディング装花や店舗ディスプレイなど様々な空間づくりを手がけられてきました。

また、昨年柳ケ瀬商店街の中に誕生したファッションビル「ロイヤル40」の1階にオープンした花屋「Magic hour」の運営もされています!

 

花屋さんの1日は曜日や時期によっても変わってきますが、今回は3つの作業を見学・体験させていただきました。

①水揚げ
②週末の結婚式準備
③店舗ディスプレイ

ロゴ入りのオリジナルの白衣を着せていただいて早速体験スタートです!

 

①水揚げ

plus blue placeの国本さんに教わりながら、まずは市場から仕入れた花を手入れする「水揚げ」と呼ばれる作業。

花は東京、名古屋、大阪の市場から仕入れますが、運搬中にどうしても元気がなくなってしまうことがあります。

でも、正しくお世話して水を与えることで、花はより美しく元気になるのです!

この日はバラが届いていたので、専用の道具でトゲを落とします。

初心者には力加減が意外と難しい……!

茎が折れないようにやさしく挟み込み、スライドさせることでトゲが落ちていきます。

手入れの仕方は花の種類によって違うので、ひとつひとつ適切な水揚げの方法を覚えます。

今回募集されているフラワーデコレーターには資格もありますが、花の種類や手入れについて必ずしも専門の勉強が必要というわけではありません。むしろ、花屋は“職人”のようなものなので、現場に入って覚える方ことが大切だと国本さんは言います。

 

トゲが取れたら、長さを揃えて吸水しやすいように先端を切り落とします。

この時花に触らないように要注意! 植物は生き物で、デリケートなのでできるだけ優しく気をつけながらお世話します。

最後に水につけて「水揚げ」完了です。

水揚げが完了した植物は奥の部屋へと移します。

実は、この部屋は丸ごと花用の冷蔵庫!

冷蔵庫といってもこの時期は外気の方が寒いくらいでした。

中では様々な種類の植物が空間を彩る出番を待っています。

 

②結婚式の準備

続いて、週末に向けて結婚式の装花の準備に入ります。

plus blue placeさんは岐阜県内でもっとも多くの結婚式の装花を手がけています。

その数なんと年間およそ700件!

花器にひびや割れがないかの検品、オアシス(花を飾る吸水性のスポンジ)の準備などを行います。

 

結婚式は新郎新婦やゲストにとってかけがえのない大切なひととき。

plus blue placeさんではそんな幸せな空間を、それぞれの新郎新婦のストーリーに合ったテーマを掲げてデザインし、花を使って演出します。

例えば、野菜農家の新郎新婦さんの結婚式ではブロッコリーやアスパラガスなどの野菜と花を組み合わせた装花で会場を彩った「ベジフルウェディング」が大好評に!

これまでに例を見ないユニークでオリジナリティ溢れる空間を実現できることがplus blue placeさんの魅力です。

 

③店舗ディスプレイ

この日のメインの仕事は翌日にオープンを控えた大垣の美容院の店舗ディスプレイの最終調整。

アトリエのある岐阜市から車に乗って大垣まで移動。花屋の仕事に運転は必須です! 仕入れや納品の際には必ず車で移動します。

到着すると美容院の店主さんとディスプレイの打ち合わせが始まりました。

照明を飾るドライフラワーや、店内の観葉植物は全てblue plus placeさんによるもの。

同じ植物でも飾る場所や向きを少し変えるだけで、空間の印象がガラッと変わります!

 

無機質な空間になりがちなお手洗いにも、ちょっと小枝を添えてあげるだけでぐっとおしゃれな雰囲気に!

美容院の店主さんは記事の冒頭でご紹介したplus blue placeさんの系列店「Magic hour」の雰囲気に一目惚れしたことをきっかけに空間装飾を依頼されたそうです。

打ち合わせを重ね、イメージが形になって本当に嬉しいととても喜んでいらっしゃいました。

「お花が好き! というのは花屋としてもちろん大切な気持ちだけれど、例えば洋服のコーディネートとを考えるのと同じように、花や植物の組み合わせを考えて空間をつくることが好きなら花専門の勉強をしていなくても楽しめる仕事だと思います。」と国本さん。

美容室の現場で、店主さんのイメージを敏感に汲み取り、それを表現しようとする国本さんの姿から、花屋というのは空間装飾の表現方法の一つなのだということが伝わってきました。

plus blue placeさんの店名には「幸せな場所をつくる」という意味が込められています。

花に限らずものを作ることや、人を喜ばせることが好きな方にはぴったりなフラワーデコレーターという職業。

華やかなイメージの反面、幸せな空間の創り上げるには、もちろん力仕事や朝早い市場での仕入れなど大変なこともありますが、他にはない魅力が詰まっています。

下記の募集要項をご覧のうえぜひご応募ください!

 


<募集要項>

・クリエイティブなことが大好きな人
・綺麗なものを綺麗と感動できる人
・いつも前向きに前へ進んでいける人
・仲間を大切にする人
・ひとの良いところをたくさん見つけれる人
・何よりも自分で楽しいことを見つけれる人
・何事にも感謝できる人

応募内容
・土・日出勤できる方
・正社員・アルバイト同時募集
※給与は応相談です。

仕事内容 
・weddingの花装飾
・店舗小売
・インターネット販売

問い合わせ先 
(株)Tink Blue シンクブルー
担当 竹本・国本
TEL:058-215-7424
MAIL:kunimotoshoko@gmail.com

 


plus blue place(株式会社Think Blue)

岐阜市薮田南4-2-7

HP:http://www.pbpflower.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年01月20日作成
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