【柳ケ瀬】アイリッシュパブ LOSERS(ルーザーズ) オープン!

柳ケ瀬 日ノ出町商店街の南北の通りに、アイリッシュ・パブ「LOSERS(ルーザーズ)」がオープンしました。

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あまり普段の生活には、親しみのない「パブ」ですが、本来は「パブリックハウス(公共の家)」の略であり、元をたどると “酒場” としての機能以外に “簡易宿泊所” や “雑貨屋” の機能を備えた場所を指します。時代とともに宿泊所や雑貨屋などの機能はなくなり、現在では “酒場” としての意味合いが一般的となりました。

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アイルランドでは夕方頃になると、近所の人々が老若男女を問わずパブに集まり始め、グラスを片手に歓談します。「アイリッシュ・パブ」とは、ただお酒を飲むだけではなく、その町の集会所のような役割を担っている場所なのです。

そんなアイリッシュ・パブが岐阜に、しかも柳ケ瀬にオープンしたと聞いては、さかだちブックスとしても取材をしないわけにはいきません!

…断じてただお酒が飲みたいだけではありませんよ(笑)。

 

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ということで、「LOSERS」のオープンを教えていただいた「ツバメヤ」の岡田さんと一緒に入店です!

入り口を開けると、オープンしたばかりということもあり、店内にはたくさんの人で賑わってました。

 

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奥のテーブル席を案内してもらうと…あれっ!? いしぐれ珈琲の石榑さん!

よく見ると奥にひとひとの会の鬼マネさんまで!

周りを見渡して見ると、よく知ってる顔が一人二人…やっぱり皆さんも気になってたんですね。

 

お酒の「ギネス」と、お店のオススメだという「ベーコンチーズバーガー」を注文。

アイリッシュ・パブといえば、なんといっても「ギネス」!

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「ギネス」とはアイルランドで誕生したビールで、コクのある苦味とクリーミーな泡が特徴です。

世界各国のほとんどのパブがギネスのビールを提供しており「パブにはこれがなくっちゃ!」と言われるほど根強い人気があります。

 

普通のお店ではギネスビールを瓶で提供するお店が多いんですが、なんとここ「LOSERS」では、“生ギネス”が飲めちゃうんです!!

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ギネスは一度、7分目まで注いでから、泡が落ち着くのを待ちます。

泡がだんだんと上へ集まっていく様子を見つつ、

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泡が上がったところで、二回目、ギリギリまで注いでいきます。

なみなみと注がれていくギネスを前に、

“美味しい写真を撮らないといけない使命感”と“一刻も早く飲みたい気持ち”がせめぎ合います。

 

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待ちに待って、ようやくギネスが目の前に!本当に泡がクリーミーで美味しそう…!

早速飲んでみましたが、苦味があるのに後味軽やかで、ビールの苦味というよりはコーヒーの苦味に近いような香ばしい風味です。後味にほんのりとした甘さを感じるところも、普段飲んでいるビールにはない味わい深さ。

クリーミーだと噂の泡も、とてもきめ細やかで口当たりが柔らかく、しっとりとした重さを感じます!

 

「ビールがあんまり得意じゃない」という方にもぜひ飲んでいただきたいので、そんな時は「ハーフサイズ」の注文をオススメします。

ビールでハーフって何ぞや? という感じかと思いますが、メニュー表にあるギネスのところを見てみると「1PINT」「1/2PINT」と書かれており、これはビールの量を表しています。「1/2PINT(はーふぱいんと)」は文字通り半分の量なので、ちょっと飲んでみたい方はぜひ「1/2PINT」を注文してみてください!

ちなみに今回注文したサイズは「1PINT(わんぱいんと)」、約568mlです。

ギネスを注文する時は「ギネス、“ワンパイント”で」と言うとスマート。…おそらくモテます。

でも、この時はなんて読むのか分からなかったので、「とりあえず大きい方ください!」って言いましたが、ちゃんと通じました(笑)。

 

 

「ところで、“ギネス世界記録” が生まれたのはこのビール会社だということをご存知でしょうか」

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物知りの石榑さんが教えてくれました。

なんでも、ギネス醸造所の代表取締役 サー・ヒュー・ビーバーが仲間と狩に行った際、獲物のうち「世界一速く飛べる鳥はヨーロッパムナグロかライチョウか」という議論になったことが始まりなんだとか。

この議論になかなか結論が出なかったことから、ビーバーさんは「世界一ばかりを集めた本を作ったら評判になるのでは!」と考え、「ギネス世界記録」が作られることになりました。まさかそんな経緯があったとは。

こんな話が聞けたのも、社交場である「アイリッシュ・パブ」がオープンしたおかげですね。

 

そんな話を聞いていたら、理事長の林さんも合流。

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カメラを向けた瞬間でこの笑顔、さすが理事長です(笑)。

 

 

なんとこのお店、2階席もあります。

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2階席には、重厚感のあるソファー、猫足のテーブル、なんだかちょっと舞台セットのような特別な空間!

1階がカウンターもテーブルも分け隔てなくみんなでワイワイする感じなら、2階はちょっと特別な、一緒に来た人とじっくり話をしながらお酒を楽しむ雰囲気です。

 

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2階席からのぞく1階の様子。

運んでいるのはハンバーガーかな…?

 

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忘れてた!先ほど注文した「ベーコンチーズバーガー」です!

 

…な、なんて大きさなんだ!

ベーコンの厚みもさることながら、負けないくらいパテが分厚い。これは熱い戦いになりそうです。

 

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ナイフとフォークもありましたが、包み紙もいただけるのでそちらにハンバーガーを移し…

 

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いただきます!

パテからじゅわ〜っと溢れ出してくる肉汁はもちろん、シャキシャキとした食感の玉ねぎや、さっぱりとした酸味のあるトマトもいい!そしてこれがまたギネスとよく合うんです。

気が付けばあっという間に完食。ごちそうさまでした!

実際に食べてみて分かりましたが、本当にアゴが外れそうなほど分厚いので、欲張ってガブッといきすぎないように気をつけてくださいね!

 

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こちらがアイリッシュ・パブ「LOSERS」の店主 早川さんです。

アイルランドを旅したことからアイリッシュ・パブに魅了され、奥さんと2人でお店をオープンすることになりました。

 

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“柳ケ瀬”という場所を選んだことについて、「三年後、五年後を見据えている」と早川さん。

 

様々なイベントの開催があって、柳ケ瀬がまた少しずつ賑わいだしていると感じました。長く続けていけば、この場所はこれからもっと面白くなると思います。

周りから「どうして柳ケ瀬なの?」と聞かれることは確かにあるけれど、どんなに流行っている場所に出したとしても、入れ替わり立ち替わりが激しくては意味がないんです。

やり方が下手な店はどこに出しても潰れてしまうし、逆に言えば、やり方さえ工夫すれば長くお店を続けることができる。とにかく、やり続けるということが大切です。

それに、自分がここに店を出して繁盛したら、柳ケ瀬でお店を出そうと考えている人たちの自信になるかもしれないですよね。

そうやってもっと若い人たちが柳ケ瀬でお店を出すようになったら嬉しい。

だからまずは、三年後、五年後を見据えてやり続けることが大事だと思ってます。

 

 

そう語る表情は柔らくも、“柳ケ瀬”という場所で店を開くことへの確信、ジリジリとした内に秘められた気持ちを感じました。

これからの柳ケ瀬をもっと面白くしていく第一歩が踏み出されたように思います。

 

ここに来る前、“アイリッシュ・パブ” というお店に行ったことがなかったので緊張しながら入りましたが、温かく賑やかな空間と早川さんの話しやすい人柄、美味しいビールとハンバーガーのおかげで、また来たいなぁと思える素敵なお店でした。

「自分が行っても大丈夫なのかな…?」と不安に思っている方がいらっしゃいましたら、どうぞ安心してドアを開けてみてください。

 

 

ちなみに、なんとこのお店、Wi-Fiが使えます。

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※理事長の林さんが真面目な顔でパソコンを観ていたので、やっぱりお忙しいんだなと思いきや、ただユーストリームを観ているだけでした。

 

 

皆さんもぜひ、社交場に行ってみてください!

 


 

 

LOSERS

住所:岐阜県岐阜市日ノ出町2-2

時間:ランチ…12時から14時30分

ディナー…18時から24時

(金・土…ディナー18時から25時まで/日は12時から22時まで)

休み:水曜日

 

2016年11月21日作成
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