【岐阜・関】日龍峯寺/岐阜観光名所

関市にある日龍峯寺(にちりゅうぶじ)に行ってきました。

手に入れたパンフレットには高澤観音大日山日龍峯寺と書いてあります。

高澤観音が俗称で大日山日龍峯寺が正式な名称のようです。

またパンフレットには美濃の清水と書いてありました。

お寺の中にみたらしの霊水という眼病やぼけに効くありがたい水が湧きでていますが

その事を清水(しみず)と表している訳ではなく

お寺が京都の清水寺と同じく傾斜地に舞台のように建てられているため

美濃の清水(きよみず)と呼ばれているようです。

さらにパンフレットには岐阜県最古の寺とあり岐阜県の中で一番古いお寺のようで

開設は五世紀前半までさかのぼれるそうです。

またさらにパンフレットには国重要指定文化財の多宝塔など色々載っているのですが

こうなってくるとパンフレットをそのまま掲載した方が早いので

もう引用しませんが、つまり、かなり多くの特徴を持ったお寺なのです。

言葉で知るより目で見た方がこの場合はいいでしょう。

以下に写真を多数掲載させていただきます。

 

自由に鐘がつける鐘楼

nichiryu01raw

nichiryu02raw

 

 

見晴らしのいい広場

 

nichiryu03raw

 

不動堂と薬師堂

nichiryu04raw

 

 

鎌倉時代から残る多宝塔

nichiryu05raw

 

美濃の清水と呼ばれる本堂

nichiryu06raw

nichiryu07raw

 

 

いつも観光案内を書く場合、取材してから三日以内には書いているのですが

今回は一週間以上寝かせていました。

と、書くと斜に構えて格好つけているように聞こえます。

しかし実際は書くことが思いつかなかったのです。

それゆえにこのような楽屋話を書いてしまっているのです。

 

書けなかった理由の一つに私が完全にお寺が醸し出す雰囲気にのまれてしまったこと

が挙げられます。

車がすれ違えないような峠道を登り、駐車場で車を降りれば岐阜の山々が見え、

山道を少しだけ歩き、境内へ入れば凛とした空気が張りつめています。

邪な気持ちが薄まり、一歩ごとに背筋が伸びていきます。

横から見ればサルから人へと進化していくような絵になるでしょう。

邪な気持ちで今までの観光案内を書いていた訳ではないですが

勇み足はあったかもしれません。

 

書けなかった理由のもう一つに良い写真を撮りたいと欲がでたこともあります。

何かを感じとる前にわかりやすくキレイな景色に意識を持ってかれてしまいました。

普段、観光地でやたらと写真を撮る人達に対して、視野を画面に収めてしまうのをやめて

見えるものそのままを受け止めようぜ、みたいなことを思うのですが

美しいものがあってそれを手軽に残せるものが手元にあったなら

残す方を優先しちゃうよね、と思い直しました。

 

日龍峯寺、おすすめです。

 

2016年01月26日作成
関連記事