【柳ケ瀬】878倶楽部/やながせ倉庫

毎年夏にやって来る「878倶楽部(やなはちくらぶ)」のハチミツ採り。

やながせ倉庫の屋上で、部長の上田さんを中心にミツバチを育てており、この時期になるとみんなで協力してハチミツの採集をします。

スーベニイルさん、ビッカフェさん、珈琲屋さむさんなど、朝から部員が続々と集まって来ました。

養蜂箱から巣を運び、そのハチの巣の蜜蓋をナイフで削ぎ落とし、巣を回転させる分離器にかけて遠心力で蜜を飛ばすという作業を分担してこなしていきます。

養蜂を始めて、かれこれ5年にもなるそうなので、みんな慣れた手つき!

養蜂箱にはおよそ2万匹ものミツバチが!

これがひとつの家族で、この中に1匹だけ女王蜂がいるそうです。

上田さんによると、ハチたちの蜜集めも分担作業で進められていくのだそうで、蜜を集めに出かけるハチ、養蜂箱の中で作業をするハチ、さらには箱の中が暑いので羽で風を送る作業のハチまで様々です。

ミツバチの寿命は3週間ほどで、その間に集められる蜜の量はたったスプーン1杯。

こうして働いているハチたちの健気な様子を見ているとハチミツの貴重さを感じます。

さかだちブックスの杉田さんも蜜蓋剥がしに初挑戦!

剥がす作業がなかなか快感で、病みつきになります(笑)

巣の色もそれぞれ個性があって、味も異なるそうです。

ハチミツがびっしりと詰まっているので、見た目によらずずっしりと重いです。

剥がしているそばから、きれいなハチミツがとろりと流れ出してきます。

蜜蓋を取った巣を回転させる力仕事は珈琲屋さむさん親子が担当。

濃厚な蜜がたっぷりとタンクの中に溜まっていきます。

今年は少し時期が遅れましたが、色濃く味も濃厚な蜜がたっぷりと採れました。

採れたハチミツはやながせ倉庫団地などで販売するほか、878倶楽部の部員のみなさんのお店(ビッカフェ、A.L.C.cafe、福丸、珈琲屋さむ)のメニューに使われますので、お楽しみに!

2017年07月23日作成
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