【岐阜】flamant(フラマン)

岐阜市長良にお店を構える「flamant(フラマン)」さん。

フェアトレード商品とロシア雑貨を中心とした様々な生活雑貨やアクセサリー、お茶やお菓子などが所狭しと並びます。

入り口付近の一角は、ロシア雑貨のコーナー。

こんなにたくさんのマトリョーシカは初めて見ました!

女の子をモチーフにしたものや、動物をかたどったもの、そして大きさも様々で、見ているだけで楽しいコーナーです。

贈り物にも喜ばれそうですね。

カラフルでにぎやかな店内は、どこから見ようか目移りしてしまいます。

気になった小物を手にとって眺めていると、店主の高橋さんがその商品について説明をしてくださいました。

その中に出てきたのが「フェアトレード」という概念。

なんとなく聞き覚えがあるけれど、詳しいことはよくわからない……そんな方も多いのではないでしょうか?

例えば、こちらの手編みかご。

岐阜市在住の現在29歳の女性が実際にカンボジアの村へ出向き、現地の素材と技術で丁寧に作り上げたかごです。

(本日7日(金)から「カンボジアのかご展」が開催されます。詳細はこの記事の最後をご覧ください)

フェアトレードとは、途上国の社会的、経済的に立場の弱い方々とパートナーシップを結んで、現地の人々の暮らしを守りながら公正に貿易をするしくみのこと。労働力を安価に扱われ、貧困から抜け出せない人々の自立を支援する活動でもあるのです。

フェアトレード商品の他にも、国産の良質な素材を使った衣類や、手仕事で作られた雑貨を集めているという高橋さん。

ただ、見た目がかわいかったり、きれいであるというだけでなく、商品の背景も大切にされていることが伝わってきました。

 

ふと、天井を見上げると、切り絵のモビールがゆらゆらと揺れていました。

これは、高橋さんのご主人である、画家の高橋ユタカさんの作品。

岐阜市内で個展とワークショップも開催中! 詳細はこの記事の最後にご紹介します。

普段なかなか触れる機会のない雑貨、そしてその背景にあるストーリーに出会えるflamanさん。

ぜひ、たくさんの方々に足を運んでいただきたいお店です。


<企画展のお知らせ>

moily〜カンボジアのかご展〜

岐阜市内在住の池宮聖実さんのブランド「moily」の初の企画展。

カンボジアの村を行き来して大切に作られた手編みかごを、この機会にぜひご覧ください。

(8日、9日は池宮さんが在店されます。)

開期:7月7日(金)〜7月16日(日)

会場:flamant(岐阜市長良158番地)

高橋ユタカ個展「切り絵の仕事」

開期:2017年7月5日(水)〜8月10日(木)(18日以降は飛騨高山会場へ移動)

会場:NOT CURRY(岐阜市薮田東2-5-12)

ワークショップ:8日/9日/16日/17日(11時30分〜17時)

・猫のモビールをつくろう 14時〜/1500円

・切り絵似顔絵の実演販売 所要時間約15分/1500円

(いずれも予約不要・随時参加)

 

Kumihimo 雑貨店巡り

縄から始まり日本での“ひも”の歴史は古く、ひもを組んでいく“組みひも”は日本の伝統工芸。

伝統工芸に触れて、身に付けたいという想いから政策された組みひもを使ったハンドメイドアクセサリーが愛知・岐阜の雑貨店4店舗を巡ります。

開期:7月21日(金)〜8月1日(火)

会場:flamant(岐阜市長良158番地)


flamant

住所:岐阜市長良158番地

営業時間:11時〜19時

定休日:木曜・第二水曜

HP:http://mariposa-f.com/

2017年07月07日作成
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