【岐阜】第10回岐阜アートフォーラム/林隆一「絵本」展
2016年10月8日(土)より、今年で10年目を迎えた「第10回岐阜アートフォーラム~時空の住処(すみか)~」の企画展として、岐阜の上宮寺で、画家の林隆一さんの「絵本―絵と言葉がつながって物語が生まれる―」展が開催されています。
岐阜アートフォーラムとは、
岐阜の歴史的地域の芸術と文化を守り次世代に語り継ぐこと、活動を通して寺や岐阜の町が真に活性化することを目的として、上宮寺の600坪にわたる広い境内を若い芸術家に開放し、本堂でのコンサート、庫裏を利用した彫刻、絵画等の展覧会等を行う「岐阜アートフォーラム」を実施しています。
(岐阜市HP参照)
この「絵本―絵と言葉がつながって物語が生まれる―」展、上宮寺の住職さんが画家の林隆一さんと「百科」編集長の藤田敦子さんの共著である「月を盗んだウサギの話」(さかだちブックス発行)を気に入ってくださったことから企画がはじまりました。
上宮寺の境内の真ん中に大きな樹齢400年とも500年ともいわれる大イチョウの木があります。
あれ?木の下に、なんだか「家」らしきものが…。
これが今回の展覧会のメインテーマ、「月を盗んだウサギの話」の主人公ホルムの家です。
庫裏(くり)に上がると、主にボールペンや、コーヒーを画材として使用して描かれた、林隆一さんの作品がお寺の広々した空間に拡がっています。
この空間で、10月8日には「みんなで作ろう 世界でひとつだけの絵本」というワークショップが開催されました。
この展覧会は16日(日)まで開催しています。お寺の境内・庫裏・本堂・茶室を利用し展開される、アートの世界を体験してみてください!。
ちなみに、10月15日(土)には、上宮寺の本堂で絵本の弾き語りライブコンサートも開催されます。
コンサートでは、「月を盗んだウサギの話」を朗読と音楽と映像で楽しむことができます。
このワークショップで林隆一さんの作品からイメージしてくれた言葉たちのメモを基に制作した、新しい絵本を朗読と映像で発表します。
第10回岐阜アートフォーラム~時空の住処(すみか)~
期間:2016年10月8日から10月16日
時間:(平日)13:00から17:00/(土日)10:00から18:00
場所:上宮寺(岐阜県岐阜市大門町12)
問合せ先:058-265-3868(岐阜アートフォーラム実行委員会事務局・上宮寺)
入場:無料(絵本弾き語りライヴコンサートは協力金として1000円頂きます。)
HP:https://gifuartforum.wordpress.com/
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