【郡上】サンプルビレッジいわさき

本物と見紛うようなおいしそうな様子で、お客さんを引きつける食品サンプル。

その第一人者岩崎瀧三氏は岐阜県郡上八幡で生まれ育ち、今から80年以上前に大阪で食品サンプルの事業化に成功しました。

今でも食品サンプル産業が盛んな郡上八幡。

岩崎氏が創業した岩崎模型製造株式会社が運営する、「サンプルビレッジいわさき」さんでは、誰でも気軽に食品サンプルを作ることができます!

この日は春休みシーズンということもあり、子どもたちや外国人団体客で賑わっていました。

 

さかだちブックスの杉田さんも食品サンプルづくりに初挑戦!

今回体験させていただいたのは、一番基本の体験メニュー「天ぷらとレタス」です。

Aセット 天ぷら3品・レタス1個  1200 円
Bセット 天ぷら1品・レタス1個  800 円
Cセット 天ぷら2品・レタス1個  1080 円

(※体験料変更あり)

天ぷらは「ナス・カボチャ・レンコン・ピーマン・しいたけ・サツマイモ・海老」の中から好きなものを選ぶことができます。

まずは長年食品サンプルを作り続けてきた職人さんに、お手本を見せていただき、早速本番です!

 

食品サンプルの材料は「ロウ」。40度程度のお湯の中に油絵の具で色を付けた液状のロウを落として天ぷらの衣を作ります。

水面から20cmくらいの高さからロウを落とす勢いで、衣のでこぼこができていくのです……!

隙間ができてしまったところは後からちょっとロウを足して埋めます。

衣の土台ができたら、具材の海老に巻きつけていきます。

衣はまだやわらかいので、やさしくやさしく……

お湯のはずなのに、油の中に手を突っ込んでいるようですごく不思議な感覚!

海老は短めなので、先端部分は潰れないようそっと….

あっ! 力を入れすぎたようでぺこっとへこんでしまいました。

慌てていると、職人さんがすかさずサポートしてくださってなんとか復活。

 

すぐに水に入れて冷やし、ロウを固めます。

 

まずは海老の天ぷらが完成!

ちょっといびつな感じがしますが、ぱくっと食べてしまいたくなるくらいおいしそうにできました。

さて、続いてレタスのサンプルづくりへ。

先ほどは高いところから水中に落とすようにロウを流しましたが、レタスの場合は水面すれすれのところで静かにロウを広げて行きます。

芯になる部分の白いロウの縁に沿わせるように、緑のロウを流します。

職人さんの手つきを見ていると、それほど難しくないようなのですが、いざやってみると意外とロウが広がりすぎてしまって難しい!

ぎこちない手つきですが、ここでも職人さんに手伝っていただきながら、なんとかクリア。

 

そして、お湯の中で白い部分を下に引いて伸ばすと……

見事にレタスの葉が出来上がります!

葉のしわや、色のグラデーションまで本物同然。

すーっと伸びていく感覚がとても気持ち良いです。

 

端から徐々に丸めてレタスの丸いかたちを作り上げていきます。

最後に一番外側の葉の部分を水面にお好み焼きの生地を広げるように流し、先ほどつくったレタスの玉を包み込みます。

 

かたちが出来上がったら、すぐに水につけて冷やし固めます。

なんだかこうして見るとお料理教室でレタスを洗っているかのよう!

でもあまり冷やしすぎるとこの後カットできなくなってしまうのでご注意を。

 

完成したレタスに包丁を入れます。

今にもシャキッという音が聞こえてきそうですが、手に伝わってくる感覚はゴムを切っているような感じなのがおもしろいです。

さて、中はどうなっているのでしょうか……

 

パカッ!

外見だけでなく、切り口も本物同然のみずみずしさ。

 

ちょっと力を入れすぎたのか、キャベツのような葉の詰まり方になってしまいましたが、ギリギリ合格ラインとしましょう(笑)!

体験は20分ほどで終了しました。

完成した食品サンプルはパックに入れて持ち帰ることができます。

パックに入れるとさらに本物のよう。

これでお店に並んでいてもサンプルだとは気がつかないはず……!

 

工房に隣接する食品サンプルのショップも見どころのひとつ。

寿司、和菓子、お弁当、魚などありとあらゆるサンプルが所狭しと並びます。

サンプルだとわかって見ても、出てくる感想は「おいしそう〜」の一言!

ミニチュアのキーホルダーなど実用的なアイテムはお土産にもおすすめです。

小さなお子さんから大人まで気軽に楽しめる食品サンプル作り体験。

ぜひ一度体験してみていただきたい郡上のおすすめスポットです。


サンプルビレッジいわさき

住所:岐阜県郡上市八幡町殿町166

営業時間:10:00~15:00

定休日: 毎週水曜日/10月:第1木曜日

HP:https://iwasakimokei.com/

おすすめ記事