【岐阜】こよみのよぶね2015・前日準備と安全祈願祭

毎年冬至の日に長良川周辺で開催される、『こよみのよぶね』。

1〜12までの「月」と干支を象る行灯を長良川に流して、

その年を振り返ろうというお祭りで今年で10年目になります。

 

 

今年2015年の開催は、12月22日(火)ということで、

前日の今日は準備に行ってきました。

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天気はあいにくの雨。

金華山のてっぺんの岐阜城もぼんやりして見えます。

 

 

そんな悪天候なんてなんのその。

こよみを乗せたトラックが続々と作業場のホテルに集まってきます。

 

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この日に全てのチームの行灯が集まり、中津川や美濃からトラックで搬入されてきます。

 

搬入先として使わせていただいているのが、ホテルパークさんの地下駐車場です。

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ここに集められた行灯は、運搬時の破れたところを直したり、撥水加工を強めたり、

船に設置するための心棒を取り付けたりと作業は沢山あります。

やながせ倉庫チームの12もありましたよ。

やながせ倉庫チームの制作風景

 

 

お昼になったら、ホテルパークさんから長良川を挟んだ対岸にある神明神社へ。

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船で行灯を流すため、水難や作業の際の安全祈願をします。

 

 

 

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プロデューサーの日比野克彦さん。

2006年の秋にアートで人々の心をつなぎ、岐阜の持つ魅力(DNA)を再発見するためのさまざまなプロジェクトが開催された中の一つとして、

“こよみのよぶね”が生まれました。

 

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「1000年続く祭りにしたい。」と日比野さんはおっしゃっています。

10年前、全ての行灯を数名で作っていた頃から考えると、

現在1つの行灯につき1つの制作チームが組まれているのはすごい!

 

 

さて、祈願祭でしっかりとこれからの安全とこよみのよぶねの成功を願った後で

午後からの予定を制作リーダーの門脇さんから、

ぎふ清流文化プラザや十八楼さん、美濃などいろいろな場所へ行灯を取りに行く人や、

当日の飾りの準備などの分担の説明をうけます。

 

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こよみのよぶね当日の設営を担当していただきている『親方』こと古川さん。

行灯の設置をするための取り付け部分を作る時のレクチャーしてくださいました。

 

 

さて、みんな持ち場に出発!

私たちはぎふ清流文化プラザで制作したぎふハロウィンチームの“9月”を取りに行きました。

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ぎふ清流文化プラザではこよみのよぶね10周年を記念して、10年を振り返る写真展を開催しています。

 

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過去の写真を見ると、いろんな形をした数字があって、とてもキレイ!

今年はどんな風景になるのかとっても楽しみです。

 

 

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9月を大きなトラックに乗せて、いざホテルパークへ!

 

ホテルパークへ戻ると、さらに沢山の行灯が集まってきていました。

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作業も大詰め!明日はいよいよこよみのよぶね当日です。

 

ぜひ、長良川の上を流れるこよみのよぶねを観に来てください!

 

 

こよみのよぶね2015

開催日時/2015年12月22日(火)16時〜21時

スケジュール/

16時00分〜17時30分:冬至迎え(鵜飼観覧船のりば)

17時00分:出航(鵜飼観覧船のりば)

18時00分:顔見せ(長良川 プロムナード)

18時30分:お山下楽屋(お山下)

19時00分-20時00分:時の流れ(プロムナード こよみっけ渡し)

20時00分:お見送り

20時30分-21時00分:楽市初日(鵜飼観覧船のりば)…こよみのよぶねを解体します。

 

2015年12月21日作成
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