【名古屋】覚王山秋祭/やながせ倉庫

愛知・名古屋で開催される覚王山秋祭に、やながせ倉庫が出店するという話を聞きつけ、同行(手伝い)してきました!

覚王山秋祭とは、2日間に渡って開催される覚王山商店街振興組合が主催の“アート&レトロ・アンティークマーケット”です。

もちろん、マーケットの他にもステージパフォーマンスがあったり、多国籍飲食屋台があったりと、内容盛りだくさん。

ゲームやワークショップまで開催されるので、2日間あっても足りないくらい面白い企画が詰まっているイベントです。

 

 

覚王山秋祭が朝10時から始まるため、搬入は8時から。つまり、名古屋の覚王山まで車で約1時間はかかるので、岐阜を出発するのは…朝の6時30分。

「同行したい!」と言った事に若干後悔しつつ、集合場所に到着です。

 

 

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寝ぼけ眼をこすりながら軽トラックに荷物を積みます。

…夜逃げみたいな積み方になってしまいましたが、出発です!!

(それにしても、朝焼けが眩しいな…)

 

現地に無事到着です!

 

 

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こちらが「やながせ倉庫」のブース。やながせ倉庫団地管理人のさなちゃんが、せっせと準備をされています。

やながせ倉庫から、古着の「Palette」さん、シルバーアクセサリーの「siva」さん、ハンドメイドアクセサリーの「アトリエ トコロテン」さん、ちょっと変わった雑貨店の「カラスノス」さん、古本の「bicabooks」さん、天然石アクセサリーの「ATELIER NANAEL+」さん、古道具の「mokkumokku」さん、ハンドメイド作品を委託販売している「やながせ倉庫団地」と、「878倶楽部」など、“チームやながせ倉庫”出店です。

 

10時を迎え、覚王山秋祭スタートです。

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スタートと同時に、やながせ倉庫ブースの隅に、お客さんの人だかりが…!?

 

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お客さんのお目当ては878ハチミツ。

ハチミツが主婦層の人気を独占し、開始20分で完売。878ハチミツ、県を越えても人気です。

早々に売れてしまった878ハチミツですが、やながせ倉庫ではまだ販売してますのでぜひ岐阜でお待ちしております。

 

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イベントの様子を写真に撮ろうとしても、お客さんが多すぎて、なかなかうまく写真が撮れない…!

さすが、名古屋です。

 

 

人混みの中を進んでいき入り口近くまでいくと、

ステージブースから何やら変わった演奏が聞こえてきました。

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初めて見ましたが「カポエイラ」というものらしく、昔、奴隷が看守にばれないようダンスのふりをして格闘技の練習をしたことがはじまりと言われています。

ちなみに写真の左の3本の棒は、釣り竿みたいな形ですが、楽器らしいです。

この他にもアフリカ音楽やインド古典音楽、ブラジリアンパーカッションなど、初めて聞く音楽ばかりで、とても新鮮でした。

 

 

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イベントステージ付近にある本部スペースでは覚王山オリジナルの升(ます)を販売してました。

実は覚王山秋祭のスタートと同時に鏡割りも行われており、この升を1つ購入するとお酒がいただける仕組みです。

 

ちなみにこちらのオリジナルの升には、覚王山を象徴する動物である “ゾウ” が描かれています。

どうして覚王山でゾウなの?と思われた方、実はここ覚王山は、タイととても深い繋がりのある場所なのです。

 

この覚王山秋祭が開催されている場所は “覚王山日泰寺” の参道にあたるのですが、この「日泰寺(にったいじ)」という名前は「日本」と「タイ」を表しています。

日泰寺はタイ王国から寄贈された“お釈迦様の遺骨”を安置するために創建され、日本で唯一、どの宗派にも属さない超宗派の寺院です。ちなみに、「覚王」は釈迦の別名。

タイ王国とゾウの深い繋がりを書こうと思うとそれだけで一つ記事が出来上がりそうなので割愛しますが、簡単にまとめると「白いゾウを見つけたら国王に献上しなければならない」という法律があるくらい深い繋がりがあります。

そのため、覚王山商店街の各所にはゾウの像があったり(ダジャレじゃないですよ!)、商店街の店舗の看板にゾウのイラストが使用されていたりするんですね。

 

 

 

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覚王山に少し詳しくなったところで、ちょっと移動してこちらは飲食ブース。

セブンイレブンの駐車場に机と椅子が並べられ、食事を楽しむことができるスペースになっていました。

コンビニとかも協力してくれるところからしても、覚王山秋祭というイベントがいかに街の方々でチカラを合わせて秋祭りを企画しているのかがよく分かります。

 

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料理の他にアルコールの販売もありました。

「それぞれ味の異なるビール」全種類飲み比べしたい…。

 

 

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ゲームやワークショップも行われていました。

ここではなんと、手織り機のワークショップが!

 

手織り機を使ってチビタペストリーを作るワークショップをはじめ、ワークショップの数は全部で10個。

どれも面白そうなものばかりです!

先ほどの飲食ブースはセブンイレブンの駐車場でしたが、ここはコメダの駐車場。全面を使ってワークショップ・懐かしのゲームが体験できる場所へと変わっていました。

 

 

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この方達はやながせ倉庫ブースへと戻る途中に出会った頭の長いマダム。

昔懐かしい「買物ブギ」に合わせて、お客さんを巻き込みながら踊っていました。

 

パフォーマンスもステージの上に限らず、会場内に繰り出して行われるところも覚王山秋祭の面白いところ。

柳ヶ瀬商店街の賑わいとはまた違う、商店街の在り方について、その多様性を感じた2日間でした。

 

覚王山秋祭は春・夏・秋の年に3回開催されています。次は来年の4月に「覚王山春祭」が開催されますので、色々な文化が混ざった不思議な商店街「覚王山」に、ぜひ皆さんも遊びに行ってみてください!

 

 

覚王山秋祭

住所:愛知県名古屋市千種区 覚王山界隈

日付:2016年 11月5日(土)、6日(日)

時間:10:00〜17:00

HP:http://www.kakuozan.com/

 

2016年11月17日作成
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