【岐阜】「藤本智士さんと岐阜編集会議!」 開催しました!

2017年9月10日(日)に編集者・藤本智士さんの出版記念イベント、「藤本智士さんと岐阜編集会議!」を開催しました!

会場であるみんなの森ぎふメディアコスモスはおかげさまで満員!

20代から60代まで幅広い世代の方にお越しいただきました。

 

前半は藤本さんの90分間のトークショー。

『魔法をかける編集』に綴られている編集術を、秋田のフリーマガジン「のんびり」、雑誌「Re:S」など、これまで藤本さんが携わってきたプロジェクトを通してお話いただきました。

 

「のんびり」では秋田県庁発行のフリーマガジンにも関わらず、タイトルに「秋田」と敢えて入れなかったり

「あたらしいふつうを提案する」をコンセプトにした「Re:S」(Re:standard)では編集長という立場の藤本さん自身が紙面に登場するという、これまでの雑誌作りの常識では考えられなかった編集方法をやってみたり……(詳しい背景はぜひ『魔法をかける編集』を読んでみてください!)

藤本さんが15年間、「地方」をフィールドに実践し、身をもって感じてきた「編集」の力。

編集者という肩書きを持たずとも、わたしたち一人一人がメディアとなってその力を発揮すべきときがきているのです。

真剣な表情で聞くお客さんに、藤本さんは時に笑いを交えつつ、本に綴った考えや想いをお話くださいました。

 

 

休憩時間を挟んで、後半は4名のゲストをお迎えしての公開座談会。

「岐阜を編集する」というテーマでお話いただきました!

ゲストは写真左から、吉成信夫さん(岐阜市立中央図書館館長)、深谷由布さん(徒然舎店主)、白橋利明さん(岐阜市にぎわいまち公社)、高野直子さん(ギフノート、柳ケ瀬BOOK編集長)。

 

話題はUターン、Iターン、よそ者、そして生粋の地元民、それぞれの立場に映る岐阜の印象から始まりました。

派手な特徴はないながらもどこか他の地方都市とは違う「稀有さ」を感じるという藤本さん。

その「稀有さ」をゲストが歴史的な背景や行政の事情など、いくつかの視点から言葉にしていきます。

 

普段から編集者という肩書きで紙媒体の編集をされている高野さん、行政と民間の間の立場の視点の白橋さん、図書館という公共空間づくりから街に関わっている吉成さん、ゲストの中で唯一自営業をされている深谷さん。

様々な切り口から岐阜のまちの今と、これからのビジョン、そしてそのためにどんな編集が必要なのか……ざっくばらんに話しているうちに、あっと今に時間は過ぎていきます。

 

公開座談会の内容は書籍化し、11月にはさかだちブックスより出版する予定ですので、参加できなかった方もぜひ本から座談会の様子をのぞいてみてください!

発売が近くなりましたら、さかだちブックスHPにて告知します!

 

イベント終了後、藤本さんのこれまでの著書とグッズの販売コーナーには人だかりが!

ちなみに、座談会のゲスト深谷さんが営む「徒然舎」さんにもイベント翌日から藤本さんの本が並んでいます。(なんと全てにサイン入り!)

地方に暮らす方にこそ、ぜひ読んでいただきたい本ばかりです。

 

今後もさかだちブックスではイベントの企画をしていきます!

お話を聞きたい人がいましたらHPお問い合わせフォームから、ぜひお気軽にご連絡ください。


「藤本智士さんと岐阜編集会議!」【終了しました】

日時:2017年9月10日(日)

14時30分〜16時(藤本智士さんトーク) 16時15分〜17時30分(公開座談会)

料金:1500円

(さかだちブックスの新刊『地方に住みはじめました。岐阜市編』付き)

※さかだちブックスの新刊『地方に住みはじめました。岐阜市編』をすでにご購入いただいた方もいらっしゃるため、参加費にプラス500円でさかだちブックスオリジナルてぬぐいへの変更も承ります。変更をご希望の方は当日受付にてお申し出ください。

定員:50名

場所:みんなの森ぎふメディアコスモス おどるスタジオ(岐阜市司町40番地5)

申し込み:「件名/岐阜編集会議申し込み、本文/お名前、人数、電話番号」を明記のうえ、メールにてご予約ください。mail@sakadachibooks.com(担当:さかだちブックス杉田)

2017年09月13日作成
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