【岐阜・坂祝】猿啄城展望台/観光名所

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今回紹介させていただくのは岐阜県坂祝町にある猿啄城展望台です。

どうでしょうか。スラスラと読めたでしょうか。

スラスラと読めた方は地元の方か上位の漢字検定をお持ちの方でしょう。

 

坂祝町は“さかほぎちょう”と読み、猿啄城は“さるばみじょう”と読みます。

坂祝町はすんなりと漢字に変換されるのですが

猿啄城はそのままでは変換されないので猿と打ち、石川啄木の啄木と打ってから木を消して城を打たないと漢字にできません。

今後、猿啄城という言葉が出る度に石川啄木の影を感じてしまうかもしれませんが、猿啄城にまったく関係ありません。

猿啄城は1400年代に建てられた山城で戦国時代に廃城になっています。

現在は城は無く、代わりに坂祝誕生100周年を記念した展望台が1997年に建てられています。

歴史の遺産を見るというよりも軽い登山を楽しむ場所として親しまれているのです。

 

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展望台までの標高が265メートルあり、登山に慣れていなくてもおよそ三十分で登れます。

私自身、登山は金華山をたまに登る程度なので山には詳しくありません。

植物の名前やキノコなどを知っていれば紹介できるのですが生憎よく知りません。

ですから山の魅力とはおよそ関係のない気になったものについて触れていきたいと思います。

 

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カウンターがありました。

いつ頃から設置されているのか不明なのですが数字は8000を超えていました。

おそらく10000を超えても特別なイベントは開かれないかと思われます。

斜面でくす玉を割るのは危険ですし、サンバも踊りにくいです。

 

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バッテリーをそのまま埋めたような階段です。

本当にバッテリーなのかそんなデザインなのか定かではありません。

そんなデザインだとしたらどういう意図があるのでしょう。

グリップ力は強いのですが丸い突起に引っ掛かりやすくもあり、痛し痒しといった所です。

 

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枝を折るなという看板が気持ち良いぐらいに真っ二つになっていました。

どうやら看板は自然物とみなされず、大切に扱われなかったようです。

 

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電力会社の鉄塔をくぐる道がありました。

下から見上げる鉄塔はとても綺麗だと思いましたが

山に来ておきながらそれはないだろうとも思いました。

 

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展望台からの景色です。

展望台は二階建てになっていて、一階に四十年くらい前はそう呼んでも違和感がないであろう人達が女子会を開いていました。

 

気軽に山を楽しむことができる猿啄城展望台は

これから登山を初めてみようかと考えている方や、運動不足を感じている方にオススメです。

ただ、バッテリーっぽい階段は段差が高く意外と疲れるので侮らないようにしましょう。

 

 

HP http://www.town.sakahogi.gifu.jp/kankou/

2015年11月02日作成
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