ぶっちゃけ、岐阜ってどうですか?【第1回】

さかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターは現在社員7名の岐阜に拠点を置くデザイン会社。その中で、エディターの杉田さんとデザイナーの荒巻さんはリトルへの就職を機に岐阜市にやってきた県外出身者です。2人とも岐阜が気に入ってくれているみたいだけれど、都会から片田舎に引っ越してきた正直な感想は気になるところ。杉田さん、荒巻さん、岐阜での暮らしのホンネ、聞かせてください!!

第1回 はじめまして、の岐阜(2018.7.28更新)

第2回 「ちょうどよさ」の正体(2018.7.31更新)

第3回 一地方としての岐阜と東京(2018.8.3更新)

 

第1回 はじめまして、の岐阜

杉田 暑いですね。岐阜って日本一暑いんだって気づいて、私暑いの苦手なのになんでこんなところに来てしまったんだろうってちょっと思ってます(笑)。

荒巻 (笑)。

杉田 今回対談の場所は“岐阜(岐阜市)らしい”風景でやりたいなと思って……地元の人に「岐阜といえば?」と聞くとほぼ全員が金華山か長良川か鵜飼って答えますよね。長良川と金華山の風景は、きっと多くの岐阜の方の心象風景になっているんじゃないかなと思います。あ、荒巻さん心象風景ってありますか?

荒巻 心象風景かあ。私は神奈川県横浜市の出身なんですけど、強いて言うなら、家の近くの丘から見えるランドマークタワーですかね……。

杉田 え! すごい。めっちゃ横浜っぽいですね! 心象風景でもなんでもないですが、私は母校の高校からは東京タワーとスカイツリーが並んで見えました(笑)。当時、ちょうど建設中で、スカイツリーがどんどん伸びていくんですよ!

荒巻 へえ! でも“ふるさと”みたいな感覚はないですよね。私の場合、田舎もないし。

杉田 ないですね。私は仙台に祖父母がいるんですけど、ずっとあれが田舎だと思っていました。今考えれば仙台ってめちゃくちゃ都会だけど。

荒巻 でも、心象風景って、中の人が感じているもので、実際岐阜に来るまでは長良川と岐阜が全く結びついていなかったです。教科書で三大清流とかで習ったから聞き覚えはあるけど、全然知らなかった。

杉田 私もです。単語は知ってるけど、もはや教科書の中の世界。

荒巻 黒部ダムとかそんな感じ(笑)。

杉田 どこかよくわかってないんですよね。私の友人からのお別れの手紙には「滋賀に行っても頑張ってね。」って書かれてた(笑)。

荒巻 あと、「岐阜」って漢字書けない人も多いですよね(笑)。

杉田 荒巻さんは半年くらい前、面接の日に初めて岐阜に来たんですよね? 私もですが。

荒巻 飛騨とか下呂には来たことがあったけど、岐阜市は初めてでした。面接に前泊してレンタサイクルを借りて色々巡りました。

杉田 岐阜の第一印象はどんな感じでしたか?

荒巻 んー、入り口に“地方”に来た感はなかったですね。駅が大きくてびっくりした。大抵の人の岐阜の第一印象って、「意外と都会」なんじゃないですかね。

杉田 そうそう! 意外と都会なのにちょっとがっかりした(笑)。自然感があるかと思っていたら、ロータリーとかもきれいに整備されていて、あれ?って。でもだから都会生まれの田舎初心者にはちょうどいいですよね。田舎への憧れはあるけど、なんやかんや車ないとどこにも行けません!! みたいなのは困るし。

荒巻 ちょうどいいんですよね。田舎すぎず、都会過ぎず。

杉田 岐阜の「ちょうどよさ」ってなんなんでしょうね。個性がないとか中途半端とかもよく言われるけど、裏を返すと「ちょうどいい」ってみんな言う。でも、それって実際なにがどうちょうどいいんでしょう?

(第2回へつづく)

 

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