【美濃】和料理 椿/岐阜ランチ

美濃市のうだつの上がる町並みにある「和料理 椿」さん。

江戸時代から続く旧家に、2年ほど前にオープンされました。

美濃の町並みはどこを切り取っても風情ある景色ですが、椿さんはその中でも一際趣のある立派なお屋敷です。

敷居が高そうで、少し緊張気味にのれんをくぐりましたが、とても明るく気さくな女将さんが出迎えてくださって、ほっと一安心。

 

ランチメニューはいくつかの御膳から選ぶことができます。

お肉料理とお造りを楽しめる贅沢な「朱椿御膳」、暖かいおそばか冷たいおそばがつく「そば御膳」、そして定番の「椿御膳」の3種類です。

 

板前さんが京都で修行をされていたそうで、どの御膳にもついている「先付」は「京風白みそのお雑煮」。

ころんと丸いおもちの入った、やさしい甘さのお雑煮に冷えきった体があたたまります。

 

椿御膳(1600円)

いただいたのは女性に人気の「椿御膳」。

彩り鮮やかでとても美しく、食べてしまうのがもったいないくらいなので、まずはじっくりと目で堪能します!

 

さて、しっかりと目で楽しんだとはお待ちかねの実食!

どれからいただこうか迷います……

「これは何だろう……恥ずかしながら、おいしいけど食べても何だかわからない!!」と杉田さん。

一通り食べ終わってから、メニューを見ると

 

八寸

・紅白チョロギ
・黒豆・銀杏の串打ち
・二色芋きんとん
・羽子板かまぼこ
・結びのし梅
・サーモンのきぬた巻き
・白胡麻豆腐・塩
・だし巻きたまご
・ジャガ芋サラダ・ビーツ
・扇昆布

油物(揚げだし)

・胡麻豆腐の五色揚げ
・もち湯葉つつみ・椎茸
・大根・生姜下し

手まり寿司

・鮪
・ホタテの貝柱
・よもぎ麩とケシの実(うだつくん)
・海老菊菜
・自家製ツナ・錦糸卵

汁物(お吸い物)

・手まり麩
・結び湯葉
・三つ葉

メニューが種明かしのようで、2度楽しいランチになりました!

食後、女将さんにお話を伺うと、どうやらランチを食べていたお部屋だけでなく奥には茶室や日本庭園、蔵まで続いているとのこと。

お手洗いに行く途中に見ることができるということで、奥にもおじゃまさせていただくと、その広さと立派なつくりに圧倒……!

3棟並んだ蔵は残念ながら古すぎて立ち入り禁止となっていますが、外観からもその重厚感が伝わってきます。

 

お料理だけでなく、あたたかい接客でおもてなしをしてくださる椿さんは、現在昼営業のほか、夜はご予約のみ(料理長おまかせコース4000円〜)営業されています。

美濃は椿さんのほかにも歩いて回れる範囲におもしろいスポットがたくさん増えてきていますので、ぜひ遊びに行ってみてください。

この時期は寒いですが、雪景色がとてもおすすめです!


和料理 椿

住所:岐阜県美濃市加治屋町1961番地1

営業時間:昼11:00~14:00(L.O.)/夜ご予約のみ

定休日:火・水曜

 

2018年01月29日作成
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