岐阜大仏様への年賀状

クリスマスが終わり、新年はもう間近。

みなさん年賀状の準備はお済みでしょうか?

12月某日。さかだちブックスの事務所では杉田さんが習字道具を取り出して年賀状を書きはじめました。

墨をする杉田さんの手元には随分と小さな習字道具!

こちらは古川紙工さんの「大人のちいさな書道セット」。

小さいながらもしっかりと作られていて、写経や熨斗を書くときにぴったり。

磁器の硯にあしらわれた和柄もかわいらしく、贈り物にも最適です。

とはいえ、なかなか出番のなかった書道セットを、ここぞとばかりに取り出し準備万端!

(「大人のちいさな書道セット」はさかだちブックスの事務所の1階にある「ALASKA BUNGU」でお買い求めいただけます。)

 

墨をすって精神統一した杉田さん。

宛名を書く手元を覗いてみると……

そこには「岐阜大仏様」の文字が!

そう、杉田さんが書道セットまで用意して気合を入れて書いていたのは、岐阜大仏様宛の年賀状だったのです……!

 

これは「井の口まちづくり会 まちなかアート部会」さんの主催で、12月11日から1月4日までの間、岐阜大仏宛の年賀状を募集するという企画。

大仏様に旧年の感謝と新年への抱負を託して年賀状を送ろうというものです。題材や内容は自由。

今年は「TABI LABO」さんで岐阜大仏様の記事を書かせていただいたこともあって、感謝を込めて年賀状をしたためます。

▶︎TABI LABO掲載記事「奈良と鎌倉と、もうひとつ。日本三大仏はここにあった!?」

 

筆を動かし始めた杉田さんが何を書いているのかというと……

 

どうやら大仏様の似顔絵のようです!

岐阜大仏様は柔和な表情が特徴。

心安らぐその表情を再現しようと真剣です。

習字は小学生以来ということで、自信がなさそうな杉田さんでしたが……

おー! 似ている!!

ややダイナミックすぎて頭まで収まりませんでしたが、なかなかの腕前です。

 

本人も満足の出来栄え!

(※右側はさかだちブックスを運営するリトルクリエイティブセンターの年賀状ですが、年明けまでは非公開ということで画像加工しています。)

さて、これをポストに投函するか、「正法寺大仏殿正面」「柳ケ瀬あい愛ステーション」「みんなの森ぎふメディアコスモス2階」に設置されている投函箱に投函することで大仏様のもとに届きます。

 

事務所から一番近い投函箱がある柳ケ瀬あい愛ステーションにやってきました。

 

入り口付近の机に投函箱を発見!

ここに来て知りましたが、専用の年賀状も用意されていました。

投函箱であれば切手いらずで出すことができるのでお近くの方はどうぞご利用ください。

 

投函された年賀状は、年明け1月5日(金)〜7日(日)の3日間、画廊・光芳堂にて開催される「大仏さまへの年賀状展」に展示され、その後は大仏さまの胎内に保管されるのだとか。

年賀状を出した方は大仏殿の拝観券がいただけるそうです!

年賀状の募集期間は1月4日まで。

みなさんも、心を込めた1通をぜひ大仏様へ送ってみてください。


岐阜大仏様への年賀状

受付期間:2017年12月11日〜2018年1月4日

送り先: 〒500-8018 岐阜市大仏町8 岐阜大仏様 宛

主催:井の口まちづくり会 まちなかアート部

2017年12月27日作成
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