【柳ケ瀬】やな倉の屋上で、今年もおいしいハチミツが採れました。/878倶楽部

柳ケ瀬商店街の中にある、やながせ倉庫の屋上では「878倶楽部(やなはちくらぶ)」のメンバーが養蜂をしています。

6月末日。普段は立ち入り禁止の屋上で、朝からハチミツ採りが行われました!

878倶楽部を率いるのは、やながせ倉庫オーナーの上田さん。

今年も上田さんが愛情込めて育てた2万匹ものミツバチが元気に養蜂箱を飛び回ります。

養蜂箱の中から巣を持ち上げて見せてくださいましたが、あまりの数のミツバチに腰が引け、これ以上近づくのはやめておきました(笑)。

 

ハチミツ採りはまず、蜜がたっぷりとつまった巣の表面の「蜜蓋」をナイフで削ぎ落とします。

スーベニールさんはハチミツ採りのベテラン選手。慣れていないと難しい蜜蓋剥がしもお手の物で、すいすいと剥がしていきます!

ハチについても色々と詳しく、「近代養蜂は岐阜が発祥なんですよ〜。」と教えてくださいました。

確かに岐阜の街中で「〇〇養蜂」という看板やハチミツ屋さんはよく見かけるのは、そういうことだったのかと納得。

 

やながせ倉庫の中にお店を構える「花雑貨Roji」さんはハチミツ採りに初参加。

なんと蜜蓋の部分を使ってキャンドルを作ってみたいのだとか!

蜜蓋の部分を精製したものが「蜜蝋」で、それを溶かしてキャンドルにしたり、クレヨンを作ったりすることができるのだそうです。

 

 

続いて蜜蓋を剥がしたハチの巣を遠心分離器にかけて蜜を採ります。

ぐるぐる回転させると、見る見る間にタンクに溜まっていき、甘い香りが漂います。

ミツバチが一生のうちに集められる蜜の量はたったスプーン一杯分。

ハチミツがどれだけ貴重なものなのかを感じさせられます。ハチたちに感謝です。

 

ハチミツは収穫の時期によって味も香りも色も全然違います。

この日採れたハチミツは透き通った色味で、さらっとしていました。

一口味見してみると、見た目の通りややあっさりめ。

 

途中、ハチたちが興奮し始めてびくびくしながらの作業でしたが、なんとかバケツにたっぷり2杯分を採集。

重さにすると一杯20kg以上と豊作でした!

採れたハチミツはやながせ倉庫団地で販売されるほか、878倶楽部の部員のお店(さむさん、ビッカフェさん、A.L.C.cafeさん、たい焼き福丸さん)のメニューで使われる予定です!

夏が終わるまでにまた何回か採集されますので、味や色の違いも楽しんでみてください!

 

 

 

 

 

 

 

2018年06月29日作成
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