【岐阜】胡瓜封じ(準備)/岐阜善光寺

2017年6月23日、朝8時半。

この日はある伝統行事の準備のため、岐阜市善光寺安乗院に人が集まりました。

その伝統行事とは「胡瓜封じ」と呼ばれるもの。

「病尾邪気をきゅうりに封じ込めて夏を乗り切ろう!」という行事だそうで、岐阜の善光寺だけでなく、真言宗のお寺を中心に毎年夏に行われています。

話を聞いただけでは、一体どのような行事なのかが想像がつかないので、準備の様子を見学させていただきました。

集まった市民の方と一緒に早速、本堂の中にお邪魔します。

本堂の奥に胡瓜封じのシンボルがしまわれているのだそう。

薄暗い中を進んで行くと、なんと巨大胡瓜が天井に吊るされていました!

そう、この日は巨大胡瓜をみんなで力を合わせて本堂前に立てるという儀式なのです。

高さ3.5m以上、重さは120kg!(後々発覚しましたが、120kgは冗談で、大人2人で運べるそうです…笑)

大人の男性5人がかりで境内へと運び出します。

間口が狭いので一旦立ててから方向転換!

持ち上げるのにも一苦労です。

初めて見ると、かなり不思議な光景のように思えますが、れっきとした伝統行事。

この巨大胡瓜は2代目のものだそうです。

材料は竹で、表面にはうっすら編み目模様が見えています。焼けが後を編む要領で胡瓜型に仕上げ、中心に軸となる木材が入れてあります。

ようやく本堂前に到着!

外に出てもかなりの存在感です。

1年間しまわれていた胡瓜をみんなで和気藹々と、丁寧に拭いてきれいにします。

ここは、お子さんの出番!

ピカピカに磨きあげられました。

そしていよいよ胡瓜が台座に乗せられます。

倒れないように慎重に…

曲がっていないかを確認して柱に結びつけていきます。

最後は松枝住職の手によってしっかりと柱にくくりつけられ、作業完了!

力仕事で汗をかいた後は、松枝さんから振る舞われたアイスをみんなでいただきました。

伊奈波神社で購入できる伊勢名物のこしあんアイス、とてもおいしかったです!

今年の「胡瓜封じ」は7月17日(祝)に行われます。

当日は一人一本の胡瓜と申込書を持って善光寺さんに行くとご祈祷を受けることができます。

(ちなみに、変わった形の胡瓜を持って行くと熨斗が巻きにくいので、真っ直ぐな胡瓜を選ぶとよいそうです。)

巨大胡瓜は当日まで立てられていますので、ぜひ見に行ってみてください。

記念に顔はめパネルもありますよ!

 


胡瓜封じ(善光寺安乗院)

日にち:7月17日(月・祝)

時間:10時〜17時

祈祷料:1000円

場所:岐阜市伊奈波通1-8

2017年06月25日作成
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